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ランボルギーニが50周年を迎えるイスレロ(生産225台のみ)をレストアし公開。エスパーダとともにツアーを敢行

2018/07/30

| ランボルギーニは精力的にレストアを継続中 |

ランボルギーニのレストア部門、ポロストリコが新たにレストアした「イスレロ」を公開。
「イスレロ」は1968年発売なので50周年を迎えており、その記念としての公開となりますが、同じく1968年発売の「エスパーダ」についてもレストアを行い、こちらはすでにお披露目済み。
さらにランボルギーニはこれら2モデルを公開するツアーを行うとしており、イタリアでは9月7-10日に開催される、とのこと。

ランボルギーニ・イスレロはこんなクルマ

ランボルギーニの公式サイトでは過去のモデルについての解説があり、それによるとイスレロ/Isleroは400GTの後継で、「4人乗りのスポーツカー」。
生産は1968-1970年と短く、製造されたのは225台のみで、そのうちの70台はボディとインテリアが一新された「イスレロS」で構成されます。
エンジンは4リッターV12、搭載位置はフロント縦置き、最高時速はイスレロで250km/h、イスレロSで260km/h。

「イスレロ」のネーミングはやはり闘牛に由来し、1947年に闘牛士マニュエル・ロドリゲスを殺した牛の名前、とのこと。
デザインはカロッツェリア・マラッツィのマリオ・マラッツィ。

ランボルギーニというと「ミウラ」「カウンタック」があまりにも有名で、かつてこういったデザインのクルマを作っていた、というのがにわかには信じられないほどですね。

ランボルギーニ・エスパーダはこんなクルマ

一方のエスパーダ/Espadaは1968年発売となり、1978年まで製造されたロングセラー(生産台数は1,226台)。
デザイナーはマルチェロ・ガンディーニ(当時はベルトーネに在籍)で、ランボルギーニからの以来は「本物の4シーター」。
広い室内やトランクを持ち、エンジンは4リッターV12をフロントミッドにマウントします。
ランボルギーニによると、「Espadaはラグジュアリーなグランドツアー用の車、Gran Turismo Italianoの化身」、とのこと。

なお4シーターでありながら全高は1185ミリで、これはフェラーリ488GTB、マクラーレン720Sよりも低く、ランボルギーニ・ウラカンより2センチだけ高い数字となります。

エスパーダは1970年までのシリーズⅠ(176台)、1972年までのシリーズⅡ(578台)、1978年までのシリーズⅢ(472台)に分類され、出力は325-350馬力。
ランボルギーニにとっては「最初の」AT搭載モデルだそうです。

「エスパーダ」はスペイン語で「剣」の意で、ランボルギーニが2008年に公開した4ドアサルーン「エストーケ」もやはり(闘牛用の)「剣」を意味するとのことで、両車には強い関連性がある、ということに。

なお、もととなったデザインは「ランボルギーニ・マルツァル」で、これは以前にレストアされてモナコを走行し、今回レストアされたエスパーダとともに走る姿も公開されていますね。

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VIA:Lamborghini

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