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よく聞かれる質問。「輸入車ディーラーはハードルが高くて入れない。どうすればいいの?」

| 輸入車ディーラーにはどうやって入る? |

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さて、当ブログによく頂くお問い合わせとして、下記のふたつが挙げられます。

1.輸入車ディーラーに行こうと思うが、ハードルが高く感じられて訪問できない
2.輸入車を安く買う方法はあるのか?

ほかにも色々なお問い合わせがあるものの、この2つがもっとも多く、そのほかはスーパーカーの維持費や、いくらくらいあればスーパーカーが買えるのか、そもそもお金はどうやって稼ぐのか、など。
ですが今回は、上記の二点に絞って、ぼくなりに答えてみたいと思いますが、今回はまず「1」について。

輸入車ディーラーはハードルが高い?

たしかに高いと言えますが、それはハードルを上げているというか、そうせざるを得ない理由があるからだ、とぼくは考えます。
輸入車の多くは「プレミアムブランド(つまりガイシャ)」で、プレミアムとはいうなれば「格」のようなものであり、それを重要視する人(客)がいる、ということ。

それなりのお金を払ってクルマを購入する人は、それなりのサービスを求める場合があり、あまりにフレンドリーな雰囲気を嫌う場合があるのですね。
要するに「ワイは客や」みたいな人、「お客様は神様」と信じて疑わない人がいて、そういった人たちはハードルを下げることを許さない、という実情があるのかもしれません。

そういった意味では「ハードルを上げているのは他ならぬ客であって、そのハードルとは”期待値”である」とも考えていますが、悲しいかな「ブランド」=「格」という認識が社会通念上あって、よって輸入車のディーラーはフレンドリーな雰囲気をあまり出せない、という事情も。

中にはブランドの方針で「積極的に客に声はかけない」というディーラーもあり、そういったところは雰囲気的に「お高くとまっている」「見下されている」という印象を受けるかもしれません。

見た目と中身とは違う

ただ、だからといってディーラーの「中の人」が排他的であるかというとそうではなく、中の人達はもちろんお客さんに対してはウエルカム。

自分が扱っている商品に興味を持って訪れる人や、その商品を褒める人を悪く思うはずははなく、こちらの態度に間違いがなければ、きっと暖かく迎えてくれるはずだ、とぼくは考えています。

実際のところ、高級車ディーラーであっても、その多くがブログやフェイスブックなどで親しみやすさを強調しているのはそこに理由があり、「本当はお客さんにたくさん来てほしいのだけれど、上記の事情もあってハードルを下げることは叶わず、ブログやSNSを通じてフレンドリーさを出し、集客を行っている」とも言い換えることが出来るかもしれません。

本当にハードルが高く、「お金もちだけ来てね」というディーラーであれば、そういったブログやSNSでの活動を行うことはないでしょうし、よってぼくは「ハードルが高く見えるディーラーであっても、中の人は、じつのところぼくらの来店を待っているのだ」と信じています。

ディーラーに入るときは何に気をつければいいの?

実際にディーラーに行くときですが、とにかくぼくが気をつけているのは挨拶。
初訪問のディーラーであっても、「こんにちは」と爽やかな挨拶ができればまず第一関門は突破だと考えています。

あとは「何をしにディーラーに来たのか」ということはちゃんと伝える必要があると考えていて、そのクルマに興味があるだけ、もしくは購入を考えている、試乗したい、情報がほしい、そういったことを伝えるべきだと考えています。

現在購入できる財力がなくとも「将来的に買おうと考えている」というのでもいいですし、正直に「今はお金がない」と伝えるのもいいかもしれません。

ぼくが最初のポルシェ・ボクスターを購入しようとディーラーを訪問した際は正直にそう伝えたのですが、とにかく「欲しい」と感じたときにそのクルマを実際に見にゆくと、さらに購入に対するモチベーションも高くなり、思ったよりも早く購入資金を貯めることができる場合もありそうですね。



輸入車ディーラーではクルマを「売りつけられる」?

プレミアムブランドのクルマはけっこうな価格ですし、そんなにホイホイ買う人がいない、ということはディーラーの方がよく分かっている、と思います。
よって、イキナリ訪れたぼくらがイキナリそのディーラーのクルマを購入するとは考えていないはずで、(売りつけられると考えているのであれば)そこは安心して良さそう。

よって、訪問したお客の話をよく聞き、「将来的にウチのクルマを買ってくれれば」というスタンスが輸入車ディーラーだと認識しています。

なお、訪問して「すぐ」クルマを買うお客さんの比率のほうは国産車のほうが高いと考えていて、その意味では国産ディーラーの方が営業には積極的。
輸入車の場合はいくら営業をかけてもお金がなければ「買いようがない」ため、ディーラー側も「お客がその気になるのを待つしか無い」と考えているのだと思われます(そして、その気になるように手伝うしかない)が、国産ディーラーの場合はガンガン営業をかけてくることが多いようですね。

とにかく「相手がその気にならないと売れない」のが輸入車であり、それはディーラーが一番理解している、と考えておくと良いかと思います。

ディーラーにはどんな服装で行けばいいの?

プレミアムカーディーラーだからといって「かしこまった」服を着てゆく必要はないと考えていて、べつにラフな格好でも問題はない、と思います。

ただしラフであっても清潔感は必要で、「みすぼらしい」格好は避けたいもの。

カナダ地域におけるランボルギーニのセールスパーソン、ヘザーさんも同様に「服装に関する相談はかなり多いが、イマドキのスーパーカーオーナーはこういった格好をしている」という動画を公開していますね。

旧いクルマで行っても大丈夫?

乗ってゆくクルマもあまり関係はないと考えていて、たとえばプレミアムカーディーラーは「その人が何台もクルマを持っている可能性」を考えていて、よって古いクルマで来店しても、「それは何台かのうちの一台」と考える可能性が大(逆に国産ディーラーは、客が乗ってきたクルマが”すべて”だと考える傾向も)。

つまり輸入車ディーラーのセールスさんは「目に見えない部分」を考慮している可能性があるということですが、逆に言えばぼくらは「内面を見られている」ということなのかもしれません。

その意味では、本人がしっかりと訪問の理由を述べることができるのであれば、徒歩でも自転車でも問題はない、と考えています。

なお、たとえばアウディに乗ってBMWディーラーへゆくと、BMWディーラーでは「アウディに乗ってきた客には大幅値引きをしてもいい」という”お触れ”が出ている場合もあり、大変喜ばれるという「特例」もありますね。

 

 

 

 

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