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テスラ・モデル3は「自動車史上、もっとも安全なクルマ」。すべてのテストで飛び抜けた数値を示す

2018/10/20

| テスラは新参者にもかかわらず、古参よりも高い評価を得ている |

アメリカ合衆国運輸省、NHTSA=National Highway Traffic Safety Administrationのテスト結果によると、テスラ・モデル3は「自動車史上、もっとも安全で怪我のリスクが低い」クルマに認定。

なお、同じテスラの「モデルS」「モデルX」についても同様に安全性が非常に高いというテスト結果が出ていて、改めてテスラの安全性が証明された、ということになりそうですね。

テスラの安全性能は「ぶっちぎり」

日本の国土交通省によると、米国NHTSAの衝突安全性テストの内容は下記の通り(こちらに各国、各機関の衝突安全性に関わるテスト内容が記載されている)。

・フルラップ前面衝突試験
(対リジット・バリア、速度35mph:約56km/h)
・側面衝突試験
(対ムービングバリア、速度38.5mph:約62km/h)
・ロールオーバー試験
・ESC、サイドエアバック等装備有無
・チャイルドシート使用性評価

今回のテストにおいて、テスラ・モデル3はそのすべての項目において「トップ」スコアをマークした、とのこと。
加えてテスト以外にも、テスラ・モデル3はNHTSAの推奨するすべての「安全テクノロジー」について装備していることが評価されており、これが上述の「自動車史上でもっとも安全」という評価に結びついているようですね。

テスラは非常に新しい会社ではありますが、すでに走行性能や安全性といった、自動車にとって必要とされる分野について高い評価を得ているのは既知の通り。
より生産量も多く、かつ資金や経験値も豊富だと思われる韓国や中国勢でも「ここまで」の性能を持つに至っておらず、つまりこれだけの評価を得るのはは相当に難しいということで、しかしテスラはこれをやってのけたという事実はまさに驚きそのもの(2013年にもモデルSにて、非常に高い評価を得ている)。

↓こちらはモデルSのベアシャーシ

なお、テスラ・モデル#はモデルS、モデルXとともにピュアEVで、そのために従来の自動車とは全く異なるシャシー構造を採用。
フラットなシャシーにバッテリーを敷き詰め、前後重量配分を50:50に、そして低い重心を実現していますが、「初めて作った」量産車であるモデルSにおいても、すでに最高に近い評価を獲得しているのは驚異的ですね。

更に言うと、モデルSやモデルX、モデル3の構造において「自動車の歴史上、どのメーカーも行っていない」設計を持っており、これを経験の浅いテスラが実現したことについて、「一体どうやったんだろうな」と思ったりもします(誰もやったことがないことにチャレンジし、どの製品よりも高い評価を得たのが、自動車メーカーのうちでもっとも歴史が浅い部類のテスラである)。

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