マンハートは「マンハートらしい」ブラックとゴールドで攻めてきた
まだ納車が開始されていないにも関わらずチューナー各社がチューニングメニューを発表しているという異例のニューモデル、「BMW 8シリーズ」。
エンジンやトランスミッション含むドライブトレーンが既存モデルと共通ということからチューン/カスタムの予測を行いやすいためだとも思われますが、やはりその人気の高さがこれらチューナーを動かしている、と言えそう。
BMW 8シリーズはBMWにとって久々のラグジュアリークーペであり「ビッグネームの復活」。
メルセデス・ベンツもSクラス・クーペを復活させるなど大型クーペがにわかに人気化しているのが現状ですが、このセグメントの中でも「本命」といえるのがこのBMW 8シリーズ。
8シリーズは納車開始とともにチューニング市場加熱か
今回マンハートが発表したチューニングプログラム「MH8 600」は、BMW M850iを対象に、4.4リッターV8ツインターボをノーマルの530馬力から621馬力にまで向上させるもの。
外観はこれまでのマンハートのチューニングカー同様に「ブラックとゴールド」。
詳細は公開されていないものの、パワーアップの他だとおそらくはフロントスプリッター、サイドウイング、リアディフューザー、トランクリッドスポイラーが付与され、ローダウンにホイール交換という「定番」チューンが施されることになりそうですね。
マンハートは他にもこういったカスタムを公開している
マンハート(MAHHART)はドイツのチューナーで、BMWはじめメルセデス・ベンツ、ポルシェのチューンで知られます。
とくにBMWのチューン/カスタムは得意としており、(バンパーなどを交換せず)最小限のエアロパーツ付与によってコストパフォーマンスを高める反面、ガッツリとパワーアップを行ってくる傾向にあります。
加えてデモカーのほとんどは「ブラック&ゴールド」のカラーリングを持ち、けっこう見栄えのするクルマを作ってくる、という印象があります。
BMW 8シリーズのカスタムも続々公開
上述のようにBMW 8シリーズのカスタムについては各チューナーが続々発表。
過激なオーバーフェンダーが得意なドイツの「Prior Design」からも、まずはチューニング予定がレンダリングとして公開されています。
そしてACシュニッツァーも早速8シリーズのカスタムを公開。
なんと実車にエアロパーツを装着した画像を公開していますが、ACシュニッツァーは「特別扱い」としてBMWから車両を借り受けたのでしょうね。
VIA:MANHART