このボディカラーは刺激的
タイのチューニングショップ、インフィニティ・モータースポーツがなんとも格好良いランボルギーニ・アヴェンタドールのカスタムカーを公開。
これはリバティーウォークのオーバーフェンダーキットを装着した上でレーシングカーのようなグラフィックへとラッピング。
なお装着されるエアロキットはフロントバンパー、フロント/リアのリップスポイラー、ワイドフェンダー、リアウイング、フロントフードだと報じられています(車高が落ちており、かつロゴがあることからもエアサスペンションも装着していると思われる)。
ふつう、このカラーの組み合わせはなかなか思いつかない
なおホイールはPur Designの限定モデル「LX12.V12」で、レヴェントン風のカーボンブレードが通常版よりも大きくデザインされているのが特徴。
そしてタイヤにはピレリ「カラーエディション」が選択されています。
タイとランボルギーニのチューニングというのはあまり馴染みがないようにも思いますが、けっこうタイは「クルマ好き」「カスタム」文化のある国でもあり、こういったカスタムが盛んなのかもしれませんね。
おそらくもとのボディカラーはイエローで、その上にブラックとレッドとのラッピングを施したのだと思われますが、数あるランボルギーニ・アヴェンタドールのカスタムの中でも珠玉の出来だと言えそうです。
なおインフィニティ・モータースポーツはけっこういろいろなクルマのカスタムを手がけており、同社のFacebookを見ると、今回のランボルギーニ・アヴェンタドールのほかにも日産GT-R、フォード・マスタング、ダイハツ・コペンやホンダS660の姿も(ガレージ内にも、旧世代の日産スカイラインGT-R、ホンダNSXの姿が見られ、かなりマニアック)。
ホンダS660はマールボロ、日産GT-Rはなんと「JPS」カラーを採用していますね。
日産GT-R×JPSカラーは意外だがよく似合っている
こちらはGT-R×JPSですが(やはりリバティーウォークのオーバーフェンダーキットが装着されている)、JPSとは「ジョン・プレイヤー・スペシャル(John Player Special )」というタバコブランドで、このタバコのイメージカラーがいわゆる「JPSカラー」。
最初に登場したのは「ロータス72D(1970-7975)で、1970/1972/1973年の3度に渡りコンストラクターズタイトルを獲得し、その後ロータス77、79、91、98Tにも採用。
1985年にはアイルトン・セナが初優勝を飾った際に乗っていたカラーリングとしても有名。
残念ながらスポンサーそしてカラーリングとしてのJPSは、1986年を最後にF1から姿を消す事になりますが 、今でも根強いファンを誇っており、ロータス自身もこれをモチーフにした限定車(エヴォーラ)を発売したことがありますね。