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なぜスポーツ選手やミュージシャン、成功した人はスポーツカーを好む?おそらく彼ら/彼女らは頭の回転が速く、それについてこれるクルマを選んでいる

2019/04/07

頭の回転や処理速度が速い人がスポーツカーが好きなのには理由がありそうだ

ステレオタイプなイメージとして存在するのが、「スポーツ選手はスポーツカーやスーパーカーが好き」。
中田英寿、イチロー、マイケル・ジョーダン、クリスティアーノ・ロナウド、メッシ、フロイド・メイウェザーJr、そのほか挙げればキリがないほど。
これについては、単に「お金があるから」「目立ちたいから」という理由ではなく、もっと別の理由がある、とぼくは考えています。

それは、「一流のスポーツ選手の脳における処理速度と、スポーツカー/スーパーカーの反応とが一致しているから」。

身体能力が高いからといって優れたスポーツ選手になれるわけではない

一流のスポーツ選手と、一般の人との違いは「脳の情報処理速度」にあると考えていますが、たとえば人は「わずか一秒」のあいだであっても、相当量の情報量を受け取っている、と言われます。
そして一流と言われるスポーツ選手は、常人に比べて情報を認識する量が多く、かつそれを処理してアウトプットできる割合が高い、と考えているのですね。

単純に、ボールがこう来た、だからこう返すというだけではなく、それまでの相手の動きや癖を加味し、「こう返せば打ち返されない」という判断を瞬間的に行って行動できる人が一流になれる、と考えています。
それは予測能力や判断力と言い換えてもいいかと思いますが、いかに身体能力に優れようとも、動きが単純であれば試合には勝てないでしょうし、情報をインプットできなければ正確な判断ができず、かつ判断が遅いようでは相手に負けてしまう、ということですね。

よって、こういった人々は、路面からより多くの情報を伝え、それをもとに行った操作に対して遅滞なく反応するスポーツカーやスーパーカーを好むのだろう、というのがぼくの持論。

そしてこれはスポーツ選手だけではなく、一瞬の判断や、高い情報処理能力、フレキシビリティが要求されるビジネスマンやアーティスト、料理人も同じだと考えていて、そういった能力を持つ人々が「どんなジャンルであれど一流になる」のだろう、とも考えているわけです(スティーブ・ジョブズもスポーツカーを愛したことで知られる)。

逆説的ではありますが、一流のスポーツ選手がスポーツカー/スーパーカーを好むというよりは、スポーツカー/スーパーカーを好み、それらを速く走らせることができる(もしくは潜在的にその可能性がある)人が一流になれる脳の構造を持っている、とぼくは結論づけています。

そして、ただ「クルマでスピードを出せる」ということと「クルマを速く走らせることができる」とはまったく別次元の話で、ただアクセルを踏むだけであればそれは暴力と変わらず、しかし速く走らせるには精確かつ的確な情報判断能力が不可欠となり、ここが「身体能力が高いからといって一流のスポーツ選手になれるとは限らない」のと同じだということですね。

生物には固有のスピードがある

なお、生物には固有の速度があり、たとえば人間の全力疾走だと時速35キロくらい、馬だと時速60キロくらい、チーターは時速100キロくらい、ハヤブサで150キロくらい(250キロ説、もしくはその上だという説も)。

そして、高い速度を出せる動物は、その速度で処理できるだけの脳を持っているとぼくは考えていて、というのもその速度で走ったり飛行しているときに何らかの事態に対応しなくてはならないため。

ここでもし脳の処理速度が、自身の出す速度に追いつかなければ生き残ることができなかったり、獲物を取れないということになりますが、そういったことにならないよう「動物は、それぞれの能力に対応した脳を持っている」。

しかし、動物の中では人間だけが自身の身体能力を超える速度で走ったり飛んだりする乗り物を操るということになり、より高い速度の乗り物をコントロールできればできるほど「脳の処理速度が高い」ということになると思われ、そのぶん生物としてはより優れているんじゃないかということですね。

そして、その「優れる」方向が人によって異なり、そおれが「スポーツ」に発揮されるのか「芸術」に発揮されるのか、はたまた「ビジネス」に発揮されるのかは人それぞれということになるんじゃないかと考えているわけです(スポーツや芸術、経済活動は人間特有とも言える)。

ここはぼくの強調したい部分で、とくに女性においては(このサイトを閲覧する女性は7%しかいませんが)、男性の将来性を見分ける一つの要素として「スポーツカー/スーパーカーへの興味」と、それを安全に、かつ速く走らせることが出来るかどうかを加味してほしいと考えており、それを満たす男性は”いずれかの分野において、成功する可能性がある”ということを頭の隅にとどめておいて良いのかもしれません。※繰りかえしですが、スピードを単に出せるということと、スピードの出るクルマをコントロールし、安全に高い速度で走らせることができるということとは全く違う

ちなみに、前人未到のツール・ド・フランス7連覇(のちにドーピングが発覚し取り消される)を成し遂げたランス・アームストロング氏は、自身の著書「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」の中で「ぼくは、ゆっくり走ることができない」と語っていますが、せっかちな人もスポーツカーを好む傾向にあり(同氏はポルシェの愛好家として知られる)、やはりせっかちさんは頭の回転が周囲よりも速く、そして反応の速いクルマを好むのでしょうね。

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