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【動画】ランボルギーニ・ウルスを悪路でドリフト走行!起伏や波状路、30度以上のバンクに挑戦してきた

2019/05/20

| ランボルギーニ・テストドライブ・プラスに行ってきた(2) |

さて、ランボルギーニ・ウルスの豪華試乗イベント「ランボルギーニ・ドライブ・プラス」第二弾(第三弾までを予定)。

前回は元F1ドライバーである高木虎之介氏のレクチャーのもと、ランボルギーニ・ウルスを走らせる様子をお届けしましたが、今回は「オフロード編」。
開催場所となった名阪スポーツランドにはバイク用のオフロードコースがありますが、そのコースを改修し、今回ウルスの試乗に適した形状へと整えてのチャレンジです。

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この価格帯のクルマでオフロードを走る機会はそうそう無い

なお、ウルスはランボルギーニいわく「SSUV」。
つまりスーパーSUVということで、スーパーカーのドライバビリティとエモーショナル、そしてSUVの走破性とユーティリティを併せ持つクルマということになります。

そのぶん価格は非常に高価で「2780万円」。
価格帯にかかわらずオフロードコースを走る機会もそうそうなく、かつランボルギーニでオフロードを走る機会というのはもっと「稀」で、この機会をくれたランボルギーニ大阪さんには大変感謝。

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なお、先に述べたとおり、今回の試乗は「サーキット」「オフロード」「一般道」の3つですが、そのハブとなるのは「ゲストハウス」。
そしてそこにいると試乗を終えて「砂にまみれた」ウルスが次々帰ってきて、「けっこうオフロードコースはタフなんだな」ということが想像できます(ゲストハウスからはオフロードコースが見えない)。

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なお、ウルスには、アヴェンタドールやウラカンにはないドライブモード「SABBIA/サッビア」「TERRA/テッラ」「NEVE/ネヴェ」が備わり、「STRADA/ストラーダ」「SPORT/スポーツ」「CORSA/コルサ」とあわせて6種類。

今回使用したドライブモードは「SABBIA」と「TERRA」。
SABBIAは砂地、そしてTERRAは荒れ地を走行するモードというイメージですが、まずSABBIAモードにてレクチャーを受けながら走行したのがこちらの動画。
ウルスの機能解説も含まれています。

そしてこちらはTERRAモードでの走行動画ですが、けっこうな速度で攻めていて、いきなりのドリフト走行となり驚かされることに。

ちなみに以前、ぼくはメルセデス・ベンツGクラスにて45度の傾斜、25度のバンクを経験していますが、今回のウルスもだいたい同じくらいの傾斜を走行。

これくらいの傾斜やバンクについては、外から見ると「そこまで」きついようには見えないものの、車内から見ると「崖を登っているよう」で、逆に下るときは「まっさかさまに落ちる」よう。
もちろんウルスには「ヒルディセント・コントロール」がついているので、アクセルペダル、ブレーキペダルから足を離しても、そのままゆっくり、滑ること無く車両側が速度とブレーキを自動にてコントロールしてゆきながら下りてゆきます。

これは上り坂にて、いったんウルスを停め、カメラを水平にして撮影した画像。
つまりはこれくらい「傾いている」ということですね。

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加えて「360度アラウンドビューモニター」にて車両の周囲を確認できるため、前が見えないような上り坂でも安心して登ってゆくことも可能。

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正直、ランボルギーニ・ウルスを過小評価していた

インストラクターの運転にてコースを二周したのちは運転を変わって自分で走行することになりますが、これが思いのほか楽しくて「ヒャッハー状態(動画を撮る余裕はなかった)」。
そして「バンクについてはどこまで行けるか挑戦してもOK」とのことだったので、お言葉に甘えて思いっきり攻めたところ、「31度」を記録することに。
なお、ウルスは公式に「35度」までのバンクに対応するようですね。

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ちなみに思いっきりバンクを攻めると「横転」するというよりは走行しながら「ズルズル滑る」という状況に陥りますが、それでもウルスの4輪は地面を捉えて離さず、確実に姿勢を整え、前に進むだけの走破性を持っています。

ウルスの4WDシステムはこれまでランボルギーニが採用してきたビスカスカップリングやハルデックスではなく、「センターデフを持つ」オフロード走行に対応した本格的なもの(でないとこんな走りはできない)で、その威力が発揮されたということになりますね。

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試乗前にも構造的な情報は持っており、プロモーション動画でも砂漠や雪上をバリバリ走る様子が公開されていたものの、「なんだかんだ言っても、メルセデス・ベンツGクラスやランクルみたいにラダーフレームじゃないしな・・・」と考えていたのもまた事実。

しかし今回の試乗ではぼくの考え方が完全に古いということが立証され、「SUV」というより、ウルスは「オフローダー」と表現したほうが適切だというほどの走破性を見せてくれています(スポーツカーにおいても、もはや軽量化、固めたサスペンションという古来の手法よりも、いかに駆動力を路面にきっちり伝えるか=駆動方式やトラクションコントロールがタイムを左右するようになってきている)。

そして前回のサーキット試乗同様、どんな条件であっても、最適な結果を、なんの苦労もなしに達成できるのがウルスである、ということですね。

なお、コースはかなり起伏があるものの、写真に収めるとその立体感があまり出ておらず残念。
ぼくはこれまでにもレンジローバー、ジープにてこういった悪路走行体験(渡河や丸太渡りも)を行ったことがあるほか、ドバイでも(ランクルで)砂漠を走りましたが、それらと比較しても、ウルスはより安全に、より快適に悪路を走行できるように思います。

他の画像はFacebookのアルバム「ランボルギーニ・テストドライブ・プラス」に保存しています。

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