| ロードスターは先日の「勝手にシフトダウン」に続いて2件目のリコール |
マツダが北米にて、2016年モデルのロードスター(MX-5)にリコールを届け出。
これはアメリカ合衆国運輸局(NHTSA=National Highway Traffic Safety Administration)への届出内容から明らかになったもので、溶接強度と取り付けの問題にて、「スキッドプレート」と「メタルブラケット」が車両の裏側から脱落する可能性がある、とのこと。
対策パーツはすでに用意され、問題がないことも立証ずみ
この脱落によって車両の走行性能になんらかの影響が生じることはないそうですが、落ちてしまったパーツが他のクルマに接触することで事故を引き起こす可能性がある、ということでのリコールだそう。
なお、車両に影響がない、そして車両の裏面だけに「脱落してもロードスターオーナーはそれに気づかない」可能性も高く、しかしマツダによると「脱落時の金属音でそれとわかる」としています。
現在のところこの問題による事故、そして怪我などはないそうですが、ちょっと変わったリコールではありますね。
対象となるのは2015年5月26日から6月6日にかけて製造されたロードスターで、比率としてはロードスターのわずか1%。
対策としては十分な強度を持つスキッドプレートを無償で取り替えることになりますが、この対策品はすでに生産中の車両に取り付けられていて、問題がないことも実証れているそうです。
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マツダはここ最近、CX-5やマツダ3、マツダ6、そしてロードスターに対してもリコールをいくつか届け出。
その範囲は比較的広く、エンジンやECU、ワイパーなどの電装品、はたまた「ホイール脱落」という重要度の高いもの、そしてルームミラー脱落という軽微なものも。