| 価格はASK、しかし3億円はくだらないと思われる |
ドイツのエキゾチックカーディーラー、Semco Carsにて「ケーニグセグ・レゲーラ」が販売中。
ケーニグセグ・レゲーラは80台のみの限定生産となり、当然ながら既に「完売」。
今回販売されているレゲーラのボディカラーは「パープル」で、アクセントカラーはゴールド。
これまでに公開されたレゲーラは「レッド」が多かったので、かなり新鮮にも見えますね。
なお、以前にケーニグセグCEO、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏が「自分仕様の」ケーニグセグ・レゲーラの画像を作成して公開していますが、この仕様に(今回のレゲーラは)ちょっと似ているようにも思います。
ケーニグセグ・レゲーラは「メガ・カー」
ケーニグセグ・レゲーラは1100馬力を発生する5リッターツインターボV8エンジンに700馬力のエレクトリックモーターを組みあわせた車両で、「ハイパーカー」を超えた「メガカー」だと定義されるクルマ。
エレクトリックモーターは合計3つで、2つは後輪に、そしてもう一つはトランスミッション(ケーニグセグ・ダイレクト・ドライブ。駆動ロスが通常のトランスミッションに比較して50%少ない) に装着。
結果として0-100キロ加速は2.8秒、最高速は400km/hを誇ります。
レゲーラ=Regeraはスウェーデン語で「君臨する」という意味だそうで、文字通り王者にふさわしいスペックですね。
ちなみにレゲーラは「エレクトリックモーターだけでも」十分なパフォーマンスを発揮するものの、「サウンドのために」ガソリンエンジンを積んでいるともケーニグセグCEOは語っており、”世界で最も優れたエレクトリックシステムを持っている”とも豪語。
レゲーラの新車価格は2億8000万円に設定され、ケーニグセグいわく「ハイパフォーマンスカーと高級車という二面性を持つ」ことが特徴で、ケーニグセグCEOによれば「ジキルとハイドのようなクルマ」。※アゲーラやジェスコのように究極のパフォーマンスを目指したクルマではなく、快適志向
なお、画像を見るに、レゲーラ発表後に追加された「ハイダウンフォース」エアロパッケージを装着しているようですね。
ウインカーはケーニグセグのエンブレム型に透過。
これは「アゲーラ」でも採用されています。
インテリアはブラックレザーにカーボンファイバー、そしてメタル調パーツとのコンビネーション。
サイドシルもフルカーボン。
これを固定するボルトは「ゴールド」です。
リアバルクヘッドのプレートには「Hand made for」というプレートがありますが、その「for」の先に名前が刻まれておらず、つまりこの車両は転売目的にて購入されたのかも知れませんね。
なお、走行距離はわずか100キロ、販売価格は「ASK」。
ステッチはゴールド。