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ロールスロイスが「メーカー純正Bボーイ仕様」、ブラックバッジをカリナンにも追加。おそらくは史上もっとも売れたロールスになりそうだ

| 意外や旧来のロールスロイスファンもブラックバッジを支持しているらしい |

ロールスロイスがカリナンにも「ブラックバッジ」を投入。
ロールスロイスの「ブラックバッジ」シリーズは、パルテノングリルやモール、オーナメント等に用いられるメッキもしくはポリッシュが「ピアノブラック仕上げ」となるほか、レンズ類やホイールにもブラックが用いられたり、エンジン出力が引き上げられるなどの「メーカー純正カスタム」が施される特別仕様車。

限定ではなく通常販売モデルではあるものの、「価値が下がりにくい」シリーズだと言われています。
現在”ブラックバッジ”はレイス、ゴースト、ドーンに設定されており、今回カリナンにもブラックバッジが設定されることになりますが、ロールスロイスいわく「これでブラックバッジファミリーが完成した」、とのこと。※フラッグシップたるファントムには、イメージ的な理由なのか設定されない模様

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パワーアップだけではなくサウンドもチューン

ロールスロイス・カリナン・ブラックバッジに採用されるエンジンは6.75リッターV12ツインターボ。
形式や排気量そのものは通常のカリナンと変わらず、しかし出力は600馬力(29馬力向上)へと引き上げられ、これによって0-100km/h加速は4.9秒へ(最高速度は250km/hと変わらず。おそらくリミッターによる制限)。
これら数値は、カリナンが重量2753kgという「ヘビー級」であることを考えると、まさに驚くべきものだと言えそうです。

そのほか、パワーアップにあわせてサスペンションそしてブレーキ性能もアップグレードが図られ、新しく導入された” Intuitive Throttle ”テクノロジーによって8速ATの設定がよりアグレッシブになっている、とのこと。
そして興味深いのはシフトレバーに設けられた「LOW」ボタンで、これを押すとエキゾーストサウンドが「低く深い」トーンへと変更されるようですね。

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「ブラック」が採用されるのはグリルサラウンド、グリルフィニッシャー、グリル内ルーバー、ドアハンドル、エアインレットフィニッシャー、エキゾーストパイプ、各トリム等で、これらはブラックコートされた上でハンドポリッシュがかけられている、とのこと。
もちろんフライングレディことスピリット・オブ・エクスタシーも「ブラック化」されています。

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ホイール(22インチ!)もブラックにダイヤモンドフィニッシュ、そしてブレーキキャリパーはレッド、コーチライン(ボディサイドのストライプ)はイエロー。

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現在ロールスロイス・カリナンは「比較的若い富豪」やスポーツ選手に大人気。
その圧倒的な存在感が人気の理由だと思われますが、これまでも納車後に「ブラックバッジ風」に各部をブラックへと変更するカスタムが多く見られ、よってメーカー純正のバッドボーイルック、「カリナン・ブラックバッジ」は大きな人気を博することになりそう。

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なお、こういった「バッドボーイ風」のロールスロイスについて、同社のこれまでの顧客が苦々しく思っているのかと思いきや、実は「歓迎している」のだそう。
ロールスロイスの顧客の多くは、自身でビジネスを行っており、かつ成功している人々。
そういった成功者は、ビジネスにおいていかに「組織の若返り」「顧客の若返り」が必要であるかを認識しており、ブラックバッジのような「新しいロールスロイス」についても興味を示している、と報じられます。
つまり、ロールスロイスの顧客の多くは「今どきの若いモンは・・・」という人ではなく、自身も進んで新しい考え方を取り入れ、前に進んでゆく人、ということになりますね。

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ロールスロイス・カリナン・ブラックバッジのインテリアはこうなっている

そしてこちらはカリナン・ブラックバッジのインテリア。
やはりブラックを基調としており、コーチライン同様にイエローのアクセントが入ります。

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インテリアにおいても、メッキやポリッシュ部分は「ブラック」に。

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後部座席はこう。
ルーフには「スターライト(LEDと光ファイバーにて星空を再現)」が装着されています。
なお、星の数は1,344個で、新たに「流れ星」機能が追加された、とのこと。

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こちらはオプションと思われますが、ピクニック用のチェアとテーブル。

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現在のところ日本への導入時期についてはアナウンスがないものの、発売そのものは決定しているようですね(先日訪問したフェアにてアナウンスがあった)。
国内価格については現在未定、米国では382,000ドルからのスタートだそうです。

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VIA:RollsRoyce

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