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パガーニ史上もっとも過激な「イモラ」の公式画像公開!5台限定、一台は中国行きが確定。エンジンはAMG製827馬力、価格は4億円以上か

2020/02/15

| もちろんウアイラ史上もっともパワフル、そしてアグレッシブ |

パガーニは「ウアイラ」シリーズにおいて、もっとも過激かつハイエンドなモデルとして「イモラ」を限定5台にて製造していますが、今回パガーニ・チャイナがそのスペックそしてオフィシャルフォトを一部公開。
なお、イモラと思われるウアイラは昨年にロシアのチューナー「トップカー」のオーナーへと納車されており、その際に画像が公開されていたものの、スペック自体は謎のまま。
しかし今回その片鱗が明らかになった、ということですね。

パガーニがこっそりと「史上最も過激な」ウアイラのワンオフモデルを納車!これまでのいかなるウアイラとも異なるエアロパッケージ

エアロパッケージは専用デザイン

パガーニ・チャイナによればウアイラ・イモラに積まれるエンジンはほかのウアイラと同じくメルセデスAMG製の6リッターV12ツインターボ。
しかしながらその出力は827馬力へとパワーアップしており、これはウアイラBCよりも36馬力高い数字となっています。

そしてウアイラ・イモラはその馬力にふさわしくアグレッシブなエアロパッケージを持っていて、前後オーバーフェンダー装着、専用デザインを持つ前後バンパーにサイドステップ、ウイング等が与えられることに。

2020-pagani-huayra-imola

なお、「イモラ」とはイタリアはイモラ市にあるサーキットの通称名で、正式名称は「アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari)。
その名から想像できるとおりフェラーリ創業者であるエンツォ・フェラーリ、そしてその息子であるアルフレッド(ディーノ)にちなんだサーキットでもあり、「高速サーキット」としても知られます。
パガーニはこれまでにもいくつかの限定モデル、ワンオフモデルを発売してきたものの、今までサーキットの名を冠したモデルはなかったと思われ、いかにこのモデルが特別であるかがわかりますね。

2020-pagani-huayra-imola (2)

フロントリップは大きく突き出し、フロントバンパーから取り入れられたエアはバンパーサイドから放出。
フロントブレーキはブレンボ製の「新型軽量キャリパー」だと思われます。

2020-pagani-huayra-imola (3)

サイドステップはレーシングカーばりに大型化されているものの、リアフェンダー上のエアインテークは意外と「地味」(ここはゾンダ・チンクエ風のエアスクープを装着するオーナーが多い)。
リアフェンダーにはパガーニ創業者であるオラチオ・パガーニ氏のサインが入っていることが確認できます。

なお、ルーフ上のシュノーケルがかなりな大きさを持つのに対しリアウイングは比較的小さく、ここも意外な部分でもありますね。
反面リアディフューザーはレーシングカー顔負けの大きさを誇り、ダウンフォースはウイングよりもディフューザーで稼ぐ(そのぶん空気抵抗を減らす)という考え方なのかもしれません。

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上から見るとフロントフェンダー上のルーバーの存在、そしてやはりリアウイングの面積が比較的狭いということもわかります。

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こちらはインテリア。
ただし実車を撮影したものではなく、コンフィギュレーターからの画像であるようですね。
見たところパガーニらしい優雅さを残していて、過激なモデルであるにも関わらず、快適性を損なわないように配慮されているのかもしれません。

pagani-huayra-imola (2)

なお、価格については一切公表されていないものの、ウアイラBCよりもパワフルであること、そしてボディ全体が「このモデル特有」のデザインを持っていること、5台のみの限定生産であることを考えると、ウアイラBC、ウアイラBCロードスターよりもずっと高価な設定(4億円くらい?)を持っていてもおかしくはなさそうです。

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