| これが実現できるとは到底思えないが |
2018年に「エイリアンのテクノロジーを使用する」としてブルガリアにて発表されたAlieno Arcanum(アリエノ・アルカナム)ですが、今回はじめてインテリアの画像を公開しています(これまでにはエクステリアしか公開されていなかった)。
なお、さすがに未知のテクノロジーを使用するだけあってその出力は5,221馬力をマークし、これはドバイ発”5,000馬力の”ハイパーカー「デヴェル・シックスティーン」を上回って現在のところ(机上の計算では)世界最高出力を持つクルマとして君臨することに。
アリエノ・アルカナムのインテリアはこうなっている
そしてこちらがアリエノ・アルカナムのインテリア。
ディスプレイは8つにて構成されているように見えます。
「メインのメーター」に相当する部分は3つに区画が分割され、しかし両橋は表示が細かすぎて運転中には見えん!といった印象。
ステアリングホイール上にもディスプレイが設置されていますね。
センターコンソールの上段はおそらく車体の機能を操作するパネル、そしてその下は周囲を映し出すモニター、さらにカーナビ。
その下の2つは不明で、右側の助手席ダッシュボードには宇宙空間のような図が示されています。
アリエノ(これが会社名)はもともとこのクルマについては映画「エイリアン」シリーズを強く意識しているようで、「プロメテウス」に登場した、宇宙船プロメテウス号のインテリアにも非常によく似ており、なんらかのインスピレーションをここに求めたのは間違いなさそう。
内装の装備としてはヒーター/クーラー付きのシート、やはりヒーター/クーラー付きカップホルダー、”ロボティック”ステアリングホイール等が紹介されています。
アリエノ・アルカナムがこういった外観を持っている
なお、こちらはアリエノ・アルカナムの外観。
ランボルギーニの影響を強く受けていると思われ、ウラカン、セストエレメント、チェンテナリオを強く連想させます。
インテリアの「六角形」もランボルギーニに触発されたのかもしれませんね。
現時点で生産時期など詳細は明かされておらず、「オーダーによって飲み」製造されるといい(つまり受注生産)、その価格はベースで約9500万円、もっとも高価な仕様だと1億9000万円くらい、とアナウンスされています。
動力源につて、以前に「1輪あたり6つのモーターを装備」するダイレクトドライブ・エレクトリック・パワートレーンを持っていると紹介されており、つまりこれが4輪分なので「24個ものモーターを持つ」ことに。
バッテリーはグラフェンLiPoセルとスーパーキャパシタを併用し、バージョンによって容量は60kWhから180kWh。
最高速はなんと488km/h、と紹介されています。
参照: Alieno