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ついにハマー復活!「HUMMER EV」としてフル電動に。1000馬力とスーパーカー並みの加速を持ち、お値段1190万円

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| 正直、この性能と機能でこの価格であれば「安い」? |

さて、アメリカ人にとっては大きな関心ごとである「ハマーEV」がついに正式発表。

ハマーブランドは2010年に一旦廃止となっており、今回の復活は独立したハマーブランドからではなく、当時ハマーの商標を有していたGMのブランドの一つ、「GMC」のいちモデルとしての発表です。

つまり正式に表記するならば「ハマーEV」ではなく「GMC ハマーEV」ということになりますね。

今回のハマーはピュアエレクトリック

そして今回のハマーEVは、その名が示すとおり「ピュアエレクトリック」。

ハマーブランド消滅の一端が当時の原油高そしてハマーの燃費の悪さ、それに起因する「大量消費の象徴」としてのネガティブイメージにあったので、それらを考慮するにEVとしての復活は非常に理にかなっている、とも考えられます。

2022-gmc-hummer-ev-front (2)

その外観は近代的を通り越して未来的とも言えるものであり、しかしスロットを新しく解釈したグリルなど「ハマーらしさ」も随所に持つ模様。

一方で「オープン(インフィニティルーフ)」という新機軸も取り入れており、新しい世代の、新しい顧客にアピールしようという意気込みも感じられます。

2022-gmc-hummer-ev-rear

屹立したフロントウインドウ、上下に狭いサイドウインドウもまさに「ハマー」。

リアフェンダーの張り出しもやはりハマーらしさを感じさせるところですね。

タイヤは35インチサイズのグッドイヤー・ラングラー・テリトリーが標準で、オプションだと37インチまでを収めることができる模様。

2022-gmc-hummer-ev-bed

リアは「ピックアップトラック」形状ですが、空気抵抗を改善するために「電動トノカバー」も装着されているようですね。

2022-gmc-hummer-ev-front (1)

ちなみにフロントには(これまでのようにエンジンが積まれていないので)カーゴスペースが設けられています。

バッテリーはフロアに敷き詰められており、アンダーボディにはバッテリーを保護するためのプレートが装着済み。

加えてアダプティブエアサスペンションを備え、6インチまで車高を上げることが可能なのだそう。

ハマーEVのインテリアも新世代へ

そして外観以上に「未来」なのがハマーEVのコクピット。

メインのメーターには12.3インチ液晶パネル、インフォテイメントシステムには13.4インチサイズの液晶パネルが採用されています。

オフローダーとしての機能を最大化すべくアンダーボディにもカメラが取り付けられ、最大で「18もの角度から」車両の状況を確認できるとされています。

2022-gmc-hummer-ev-interior10

なお、インフォテイメントシステムには車両の出力、デフのロッキングステータス、空気圧、車両のアングル等が表示されるそうですが、それら機能を操作するスイッチもピアノの鍵盤のようにずらりと並びます。

おそらくはタッチ式ディスプレイでも機能のコントロールが可能だと思われるものの、刻一刻と変化する状況に対応するため、より早く、より直感的に操作を行うことを考慮したのかもしれません。

2022-gmc-hummer-ev-interior (3)

そしてシートはけっこうオシャレ。

最近発表されたフォード・ブロンコ、そしてランドローバー・ディフェンダーは「汚れてもいい」「耐スクラッチ製が高い」シートを採用していましたが、ハマーEVはそれらに比して「高級路線」を目指しているようですね。※この「ルナ・ホライゾン」インテリアは初回限定モデルのみの仕様

2022-gmc-hummer-ev-interior (2)

ハマーEVのスペックや価格は?

今回「発表」されたといえどもスペック詳細は確定しておらず(EVにはよくある)、しかし当初は1000馬力(予定)を発生する3モーターバージョンから投入され、そのトルクはなんと15,592Nm。

トルクの数値を言われてもピンと来ないかもしれませんが、ニュルブルクリンク最速マシン、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのトルクが720Nmなので、文字通り「ケタ外れ」ということがわかります。

2022-gmc-hummer-ev-interior

搭載されるバッテリーはホンダとの共同開発となるUltim(アルティム)で、800ボルトDC急速充電を使用すれば、10分で100マイル(160キロ)走行分の電力をチャージできる、とのこと。※一回の満充電当たり走行可能距離は約570キロ

駆動方式はもちろん4WDで、(斜めに)平行移動できるクラブ(カニ)モードを備えることも発表されています。

そしてオフロードだけではなくオンロードにおける性能が高いのもハマーEVの特徴で、0-60マイル加速はランボルギーニ・ウラカンEVO RWDよりも速い”3秒”をマークします。

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気になる価格については、初回限定モデルの「エディション1」が112,595ドル(邦貨換算で約1190万円)。

1000馬力を発生し、これだけの装備を誇るオフローダーとしてはむしろ「安い」と言えるかもしれませんね。

加えて、エディション1には、通常オプション扱いとなる「クラブモード」「エクストリーム・オフロード・パッケージ」等ほぼすべてのオプションが装着されている、とアナウンスされています。

2022-gmc-hummer-ev-taillights

なお、このハマーEVエディション1の納車は2021年秋を予定しており、2022年には99,995ドルの価格設定を持つモデル(EV3X)、そして2023年には89,995ドルのEV2X(2モーター)、2024年にはベースモデルとなるEV2(79,995ドル)が追加されるということもあわせて発表。

北米でのライバルはリヴィアンRT1(69,000ドル)、テスラ・サイバートラック(39,900ドル)、ボリンジャーB1(125,000ドル)になると思われ、しかし「ハマー」の名、GMという高い信頼性によって優位性を発揮できるのでは、とも考えています。

https://www.youtube.com/watch?v=MjMhZKmHKGk

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