| どうもランボルギーニ・ウラカンの電子系オプションは非常に高価 |
さて、ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDに装着したオプションについて述べるシリーズ、パート6。
これまでにはボディカラーやアクセントカラー、ホイールなど機能パーツ等について触れてきましたが、今回はインテリア、主にコミュニケーションシステムについてお伝えしたいと思います。
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スマートフォンインターフェース 406,780円
まずは「スマートフォンインターフェース」。
ランボルギーニよると下記のように説明されていますが、文字通り「車両とスマートフォンとの連携機能」。
つまりはAndroidAuto、Apple Carplayが使用できるようになるということで、その割には非常に高価だと思いますが、これがあるとなしでは利便性に大きな差異が出ることになり、無条件で選択せざるをえないオプションでもありますね。
なお、スマートフォンに入っている音楽はBluetooth経由で再生が可能となるものの、AppleCarPlayを使用するにはUSBケーブルによる「有線接続」が必要です。
Lamborghiniスマートフォンインターフェースは完全に車両システムと統合された機能で、モバイル機器を車両とペアリングし、新マルチメディアシステムでアプリを表示できます。
センソナム 610,170円
センソナムはいわゆる「プレミアムオーディオ」。
ただしBOSEやバング&オルフセン等オーディオメーカーとのコラボレーションによるものではなく、ランボルギーニが独自に展開しているシステムのようで、ランボルギーニは実際に「Sensonum」の商標を登録済み。
その内容は下記の通り説明されています。
Sensonumサウンドシステムには、MOSTネットワークシステム対応の個別の10チャンネルアンプが含まれます。このアンプは10基のスピーカー (ツイーター×4、ミッドレンジ×2、ミッドウーファー×2、ウーファー×2) を制御し、優れたオーディオ環境でドライバーのお気に入りの音楽を細部まで再現します。最大総出力は 390W RMS。
いかんせん、ウラカンはオーディオ環境的には「理想的ではない」
なお、このオプションについて価格を正当化できるかどうかは「微妙」。
つまりあまり費用対効果が高いとは感じられないということですが、純正オーディオが「我慢ならないレベル」であるのに対し、センソナムは「なんとか許容できるレベル」であるとも考えていて、我慢できないままに乗らずに済むぶん、精神衛生上はいいのかもしれません(というか、ブルートゥース接続そしてデジタル圧縮音源を使用する段階で、音質については妥協せねばならない)。
なお、この価格を支払えば「後付け」ではるかに優れた音質を持つオーディオシステムを装着することもでき、しかし純正にこだわる場合は「ベター」な選択ではないかと考えています。
ちなみにオーディオ設定画面では、こんな感じで前後左右のバランス、サラウンド、車速連動音量コントロールを設定可能。
バランスについてはひとまずセンター、サラウンドはOFF。
サラウンドを使用すると音の広がりは出るもののシャープさが完全に失われるため、管弦楽中心の人はサラウンドを使用してもいいかもしれませんが、ボーカルやドラム、ギターが入るような音楽だとサラウンドは向いてないと思います。
ちなみにサラウンドをOFFにしたほうが前方に音がちゃんと定位するので、やはりサラウンドOFFのほうが気持ちがいい、という印象。
総出力は390Wなのでさほどパワフルではないものの、10チャンネルアンプということで歯切れの良い音を聞かせてくれるようには思われ、それを楽しむ意味ではサラウンドは多くの場合で不要かもしれません。
車速連動音量コントロールについては、どういったロジックなのかは不明ではあるものの、多くの欧州車において、これをオンにすると著しく音質が低下する場合があるのでぼくはいつも「オフ」。
高音や低音についても調整が可能で(これはセンソナムを装着していなくても可能だと思う)、実際に走行すると中低音がかき消されてしまうのため、ぼくは低音について、ちょっと強めの設定です。
なお、高音についてはエンジンやエキゾーストサウンド、ロードノイズに消されることはなく、しかし中低音が消されるために「高音を強調すると、自動車の場合は聴きづらくなる」ことも。
よってぼくは高音の設定については「標準(中立)」としています。
リヤビューカメラ 241,010円
前後パーキングセンサーはすでに説明したオプション「ライフスタイルパック」に含まれるものの、リヤビューカメラはそこに含まれず、別途装着する必要があります。
ちなみにウラカンLP610-4にもこのオプションが設定されていて、しかしその価格は33万円くらいだったと記憶しているので、ずいぶん安くなったと言えるかもしれません。
カメラの映像はメインメーター内に表示されることになりますが、ウラカンLP610-4のバックモニタに比較するとやや画角が狭いくなったようにも感じます。
なお、ランボルギーニ純正ではないものの、「デジタルルームミラー」をバックカメラの代わりに使用するオーナーも多い模様。
このデジタルルームにラーについて、カメラをリヤバンパー周辺に仕込んで車体後部の映像を映し出すというものですが、画角を自由に調整できる製品も多く、よってバックカメラとしても機能する場合が多いようですね。
さらには(前方向の)ドライブレコーダーを兼ねている製品もあり、ドライブレコーダーを取り付けることを前提とした場合、フロントウインドウ周りをすっきりさせること、トータルでの出費を抑えることを考えた場合、デジタルルームミラーを導入してみてもいいかもしれませんね。
色々な製品を見た結果、そしてカメラの取り付け方法を考慮した結果、いまのところぼくは「純正バックカメラ」「ドライブレコーダーは別に取り付け」という構成を選んでいますが、今後さらにデジタルルームミラーの性能が向上したり、スマートなカメラが登場した場合、こちらに置き換える可能性もありそうです。
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