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どうしてこうなった・・・。今年100周年を迎えたマツダの世界販売が11ヶ月連続前年割れ。マツダのクルマは「新車効果」が長続きせず、デザイン統一のために"どの車種も同じに見える"ことが原因か

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マツダMX30

| ブランディングの観点からだと「デザインの統一」は王道と言えるが |

さて、自動車メーカー各社が2020年11月の業績を公開していますが、けっこう「明暗」が分かれている模様。

マツダの業績を見てみると国内生産、海外生産、国内販売、海外販売、輸出すべての数字が「前年比マイナス」となっており、世界販売台数は11ヶ月連続でのマイナスとなっています。

マツダは今年100周年を迎えていて、コロナウイルスの影響があったとはいえど、「かつてないほど苦しい年」となってしまったようですね。

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2020年11月のマツダ速報値はこうなっている

そこでマツダにおける2020年11月の速報値を各項目にわたって見てみましょう。

2020年11月の生産状況

まずは「生産」について。

国内生産についてだと乗用車がが前年比-2.87%、商用車が-28.5%、両方合わせると-28.7%。

海外生産では乗用車が-5.3%、商用車が-58.5%、合算で-9.0%。

グローバル生産だと乗用車が-21.6%、商用車が-51.5%、合計で-22.5%となっています。

なお、国内生産について、主要車種の実績だとCX-5が+3.1%、CX-30が+3.4%、MAZDA3が-24.6%

海外生産だとCX-30が+124.8%、MAZDA3が-25.8%、MAZDA2が+3.5%。

これを見るにSUVの調子がよく、MAZDA3の人気には陰りが見えているということがわかりますね。

2020年11月の販売状況

そして次は販売状況。

国内販売だと乗用車-12.3%、商用車が-17.1%、そしてこれに軽自動車等を加えた合算だと-12.8%という数字。

主要車種だとMAZDA2が+2.9%、CX-5が+27.7%、CX-30が-41.4%。

グローバル販売だと全体で-18.1%という数字ですが、地域によって差異があり、日本だと-12.8%、米国は-1.7%、中国は-5.7%、欧州は-38.1%。

全体で見るとCX-5が-5.1%、MAZDA3が-21.2%、CX-30が+83.1%。

2020年11月の輸出

そして次は輸出。

全体だと-30.5%となっていて、地域別に見ると北米が-12.8%、欧州は-46.9%、オセアニアでは+4.9%。

これからマツダはどうすべき?

これらの数字を総合してみると、発売時期やマイナーチェンジの時期、そしてその地域での発売開始のタイミング等もあって一概に判断はできないものの、「SUV好調」「マツダの新車は”新車効果”が長続きしない」という印象を受けます。

もちろんマツダもこの傾向をよく理解しているようで、より利益の出やすい「ラージ商品」に集中すること、発売済みの車種についても特別仕様車の追加やグレード変更等によってフレッシュさを保つようにしているようですが、とにかくマツダの取り組みは「なかなかうまく伝わらない」ということもあり、それらを対外的に発信してゆく、そして新しさを視覚的に演出してゆくという方法が望まれるのかもしれません。

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現在マツダは全車種ともに「統一された」デザインを採用していて、これはブランディング的には正解だと思われるものの、見ようによっては「どの車種も同じ」に見えてしまい、たとえ新型車が発売されたとしても既存車種と大きく見分けがつかず、よって新鮮味に欠けるのかも。

そう考えると、トヨタのように「車種ごとに」個性を持たせた展開のほうがより新しさを演出でき、かつ嗜好の多様化に対応できるのかもしれません。

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