| とにかくEVで気になるのは「航続可能距離」そして「価格」 |
メルセデス・ベンツが新型EV「EQA」の最新ティーザー画像を公開し、「1月20日に発表する」とアナウンス。
本来の予定であれば、2020年の秋に登場する計画だったものの、コロナウイルス、そしてその影響によって開催がなくなってしまったモーターショーなど、さまざまな要因によって発表が後ろ倒しになっていたモデルです。
コンパクトハッチバックから「SUVボディ」へ
なお、EQAは当初の計画だと「コンパクトハッチバック」。
フォルクスワーゲンID.3などへの対抗馬だと考えられていたわけですね。※画像はEQAコンセプト
-
メルセデス・ベンツが「EQA」発表。アウディとは対照的に徹底的にカドを落とした滑らかなデザイン
メルセデス・ベンツがフランクフルト・モーターショーにて「EQAコンセプト」公開。 「EQ」はメルセデス・ベンツのエレクトリックブランドですが、その「エントリーモデル=A」ということで「EQA」なのだと ...
続きを見る
ただしその後、コンセプトモデルとは大きくスタイルを変更し、ボディ形状は5ドアハッチバック、そしてリフトアップしたワゴン的な雰囲気へとイメージチェンジ(ちょうど先代GLAのような感じ)。
この時点で仮想ライバルはフォルクスワーゲンID3から、テスラ・モデルYへとスイッチしたのかもしれません。
加えて、「EQ」とは名乗るものの、EQCのような未来的な雰囲気は持たず、メルセデス・ベンツのガソリン車ラインアップにも近い「普通の」デザインが与えられるようにも見えますね。
-
ニューモデルのティーザー画像3連発。「ゲンバラのオリジナルスーパーカー」「完璧なBMW、”コンセプトi4”」「メルセデスEQA」
| コンセプトi4はやはり「あの顔」になるのか | さて、ジュネーブ・モーターショーを直前にして各自動車メーカーともティーザー画像や動画を積極公開。今回はゲンバラによる独自設計のスーパーカー、メルセデ ...
続きを見る
メルセデス・ベンツEQAには4WDも
なお、先陣を切って発表されるのは188馬力の「EQA250(2WD)」だと見られており、しかしその後には268馬力の4WD版も追加予定だと言われます。
現時点では一回の満充電あたり走行可能距離についてコメントはありませんが、それはつまり「まだまだ誇れるレベルにない」ということなのかもしれません。
今回公開されたのは、一番上の「インテリア」に関する画像のみで、これを見るとシンプルな中に光るブルーのライト、そして大きなモニターが特徴的。
メルセデス・ベンツはつい先日、EVラインアップのトップレンジである新型EQSに採用される大型ディスプレイを発表しており、位置こそは異なるものの、EQS同様に「モニターの中にエアコンベントが埋め込まれている」ように見え(角度を見ると”分離”しているようにも見える)、これが今後のEQにおけるひとつの特徴となるの可能性もありそうですね。
-
参考【動画】ダッシュボードが全部ガラス!コンセプトカーがそのまま現実になったメルセデス・ベンツの新型情報システム「MBUXハイパースクリーン」発表
| まさか本当にこれを実現してくるとは思わなかった | メルセデス・ベンツが新型インフォテイメントシステム「MBUXハイパースクリーン」を公開。これは発表を控えているEQSに搭載されるシステムだと思わ ...
続きを見る