| この車両が個人向けなのか「所蔵用」なのかは不明 |
メルセデス・ベンツが「5000万台目のクルマを生産した」と発表。
5000万台目の車両はドイツのシンデルフィンゲン工場にてラインオフしたもので、メルセデス・マイバッハSクラス。
まさに5000万台目を記録するにふさわしい車ということになり、かつお膝元のドイツでその機会が誕生したことには非常に重要な意味がありそうです。※さすがに5000万台目が「中国で生産されたAクラス」とならないよう、調整したのだと思われる
ちなみにこの5000万台という数字は「ここ75年で達成した数字」だそうで、100年以上の歴史を持つメルセデス・ベンツではあるものの、あまりに古い記録は残っていないのかもしれませんね。
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製造が行われたのは「ファクトリー56」
なお、このメルセデス・マイバッハSクラスが生産されたのは同工場の中でも「ファクトリー56」と呼ばれるライン。
新型メルセデス・ベンツSクラスやEQSのティーザーキャンペーンにも登場する最新鋭のラインとしても知られています。
ちなみに現在のメルセデス・ベンツの年間生産台数は250万台規模にまで成長しているので、この「5000万台」は今の水準だと20年で達成してしまう数字でもあり、それだけ同社が「成長した」ということもわかります。
よって、ここから先の5000万台を生産し、「1億台」に達するのはそう遠くない未来だとも考えられ、もしかすると思ったよりも早くその記録にお目にかかれるかもしれませんね。
メルセデス・ベンツの工場は世界中に
なお、現在メルセデス・ベンツは世界中にてパーツや車両の生産を行っており、ドイツだとアファルターバッハ、ブレーメン、ラスタット、ジンデルフィンゲン、スペインだとヴィットリア、フランスだとアムバッハ、そのほか北米(アラバマ)、南米(ブラジル)、南アフリカ、そして中国にも工場が存在します。
さらには中国において新しく工場を建設するとも報じられており、一層の生産加速が見込まれますが、いずれの工場も遅かれ早かれ「電動化車両」の生産へとシフトしてゆくことになりそうですね。
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