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結局そうなるのか・・・。アップルの電気自動車(EV)はiPhone同様、台湾フォックスコンが製造することになるとの報道

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アップルの電気自動車(EV)はiPhone同様、台湾フォックスコンが製造

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さて、様々な報道がなされるアップルコンピューターの電気自動車「アップルカー」もしくはiCar(正式名称は不明)について、結局のところiPhoneと同じく台湾フォックスコンが生産することになる、との報道。

直近でのアップルカーについての報道だと、まずは「アップルの下請けが、製造を行うためにパーツを準備しろとのお達しが(アップルから)あった」というものが2020年12月の登場し、その後に「ヒュンダイがアップルと交渉中」「ヒュンダイがアップルとの交渉を中止」「日本の自動車メーカーも交渉についた」「もっとも可能性が高かった日産もアップルとの提携を行わない」といった流れに。

そして今回は「アップルカーはフォックスコンが製造する」という報道が米ウォールストリート・ジャーナルによってなされています。

もう最初からフォックスコンに決まっていたのでは

なお、フォックスコンは上述の通りiPhoneを製造していることでも知られ、事業の多角化として電気自動車製造業を発表したばかり。

ただしフォックスコンはあくまでも「下請け」つまり工場としての立場を崩さず、自身が(自社ブランド名を冠した)自動車メーカーになる気はない、とも。

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現在このフォックスコンは米ウィスコンシン州に生産拠点持っており、これはもともとはLCDパネル工場であったものの、この工場にて電気自動車(EV)を生産するのではと見られています。

実際のところ米フィスカーとフォックスコンは電気自動車製造にかかわる契約を結んでおり、年間25万台程度を製造することも報道済み(生産工場については触れられていない)。

しかもこの契約は「製造のみ」ではなく共同開発も含まれ、両者の関係は7年間継続されるとも言われていますね。

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結局のところ、2020年12月に出てきた報道が「一番実に近かった」のかもしれません。

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フォックスコンはEV業界「影の支配者」に

なお、フォックスコンは1年ほど前からEV製造受託業者としての道を模索中。

モーターは前後のいずれか、もしくは両方に搭載してフロアにはバッテリーを敷き詰めるという一般的なEVとしての構造、いわゆる「スケートボード型」シャシー”MIH”を開発済みで、FF、FR、4WDに対応できるほか、ボディ形状としては(この上に載せるだけなので)セダンやSUV、ミニバン等様々なタイプに対応可能とされています。※つまり作れないクルマはない

ホイールベースは2750ミリから3100ミリまで対応でき、出力としてはFFだと127PSから272PS、FRだと201PSから462PSにまで対応する、とのこと。

Foxconn-EV-Platform-10

そのほかオンラインアップデートにも対応するそうですが、フォックスコン曰く「テスラがEV業界におけるiphoneであれば、我々はその業界におけるアンドロイドになる」と述べており、この業界での支配力を強めることになりそうです。

さらにフォックスコンは中国のバイトン、ボルボやロータスの親会社である吉利汽車、ステランティス(旧FCA+PSA)とも協業を模索していると報じられ、あと数年もすれば「フォックスコン抜きではEVを語れない」時代が来るのかもしれません。

なお、フォックスコンが受託生産企業として広く認知され、高い開発能力や生産設備を持つようになれば、ソフトウエア企業がEVビジネスに新規参入し、自社ブランドにてクルマを発売することも可能になるため、EV時代の勢力図が現在の自動車業界と大きく変わってくることも考えられそうですね。

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なぜアップルは既存自動車メーカーと相容れなかったのか

仮にアップルカーの生産がフォックスコンになるとして、気になるのが「なぜアップルは既存の自動車メーカーを選ばなかったのか」。

その理由はいくつか考えられるものの、大きなものとしては「自動車メーカーは受託生産をやりたがらない」からだと思われます。

自動車メーカーにとって最大の命題は「自社ブランドの価値を最大限に高めること」ではあるものの、下請けをいくら行おうともその価値が上がるわけではなく、となると高価格帯への移行もできないため。

基本的に利益を伸ばすには「販売台数を増やす」「一台あたりの利益を増やす」という方法が考えられますが、効率としては後者のほうが好ましく、しかし受託生産は「働けど働けど」な前者のほう。

自動車メーカー各社ともプレミアム化を進めており、一台あたりの利益を大きくしようとしている最中に、「逆行するようなこと」はできないということなのでしょうね。

そのほか、アップルとの契約内容が屈辱的であり、「パートナー」というよりは「単なる工場」としてしか扱われないからだ、という報道もなされています。

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参照:Wallstreet Journal, Reuters, FOXCONN

 

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