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ステランティスが「傘下のブランドにつき、ブランド確立のために10年の猶予と、必要な予算を与える」。これはもうランチア・ストラトス、デルタの復活を期待するしかない

投稿日:2021/05/15 更新日:

ランチア・ストラトス

| ステランティスは「太っ腹」ではあるが資金はちょっと心配だ |

さて、PSA(プジョー・シトロエン)とFCA(フィアット・クライスラー)とが合併してステランティスが誕生していますが、ステランティス下にはクライスラー、ダッジ、ジープ、ラム、フィアット、アルファロメオ、フィアットプロフェッショナル、ランチア、マセラティ、プジョー、シトロエン、DS、オペル、ボグゾール(ボクスホール)という14ものブランドが存在することに。

なお、これによっていくつかのブランドはその方向性について転換を行なうこととなっていて、たとえばプジョーは「上級ブランドに移行する」と発表されています。

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現状、いずれのブランドも「廃止」はない

加えてステランティス社のCEOであるカルロス・タバレス氏がファイナンシャル・タイムズ主催による「フューチャー・オブ・ザ・カー・サミット」にて述べたところによれば、これら「14のブランドをただちに廃止することはない」。

その理由としては「いずれのブランドに対しても、その将来を模索したい」というもので、そのため各ブランドには、それぞれのブランドの価値を証明するため、最低10年間は猶予を与え、かつ投資を行なう、とも。

そしていずれのブランドに対しても「コアモデルの開発を支援する」とともに、ブランドプロミス、顧客、ターゲット、ブランドコミュニケーションを明確するための活動を行わせるとも述べており、14のブランドそれぞれには「活躍と成長・飛躍のチャンスが与えられる」ということになりますね。

すでにいくつかのブランドは路線を変更

なお、いくつかのブランドはすでに方向性を変更しており、たとえばアルファロメオはブレネロやトナーレといったSUVを中心に展開し、マセラティはスーパーカー「MC20」を投入してプレミアム路線をまっしぐら。

プジョーは上述の通り高級路線へとシフトし、DSも「DS9」を発表するなど高級化を進めることに。

そしてジープは「ジムニー対抗のスモールSUV」を投入するなどひたすらオフローダーを拡充し、オフローダー専業メーカーとしてのポジションを追求することになりそうですね。

ジープ
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なんといってもランチアに期待

こうなるとぼくが期待してしまうのは「ランチア」。

現在ランチアが展開するのは「イプシロン」一車種のみですが、なんといってもランチアは「デルタHFインテグラーレ」「ストラトス」といった自動車界屈指の名車を持っており、「ブランドがその存在感を発揮するため、10年間の猶予と必要な費用を与えられる」のであれば、どう考えてもこれらの復活から手を付けるんじゃないかと考えています(効率性を考慮してもこれ以外の選択は考えられない)。

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デルタHFインテグラーレ、ストラトスというとラリー必勝のためのホモロゲーション取得用であり、今からランチアがWRCへと復帰するとは考えられないものの、そのエクストリームなイメージは未だ市場に色濃く残っており、これを活かさない手はないかもしれません。

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| けっこうアグレッシブなスタイルで出てきたな | 現在の自動車市場では存在感を失ってしまっているランチアですが、過去には名車中の名車、「ストラトス」が存在。そしてそのストラトスを現代に蘇らせたと仮定 ...

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ストラトスはスーパースポーツ、そしてデルタはホットハッチとしての可能性が考えられ、ステランティスの持つ様々なプラットフォームやパワートレインを活用すれば「どんなことでも可能」だと思われ、やはり今後に期待してしまいますよね。

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参照:Autocar

 

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