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アストンマーティンが2022年にもMT廃止を決定!「MT導入は愚かな判断だった」「MTはもう不要」「MTでは環境規制に対応できない」

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アストンマーティン

| アストンマーティンはマニュアル・トランスミッションを作り続けると宣言していたが |

実際のところ、誰もマニュアル・トランスミッションは求めていなかった

さて、このところチョコチョコと情報が伝えられるアストンマーティン。

今回は「マニュアルを廃止する」という決定が伝えられ、各方面に衝撃を与えています。

なお、この決定事項は、オーストラリアにて行われたメディア関係者とのインタビューにおいてアストンマーティンCEO、トビアス・メアース氏が語ったものであり、それによると「ヴァンテージに設定しているマニュアル・トランスミッションは、フェイスリフトの際に廃止される」とのこと。

アストンマーティンは2022年あたりまでにフロントエンジンモデルのフェイスリフトを行なうともアナウンスしていますが、となると2022年にはマニュアル・トランスミッションが同社のラインアップから消滅してしまうということになりそうです。

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なお、アストンマーティンは前CEO、アンディ・パーマー時代に「我々は、他社がMTから撤退しようとも、MTを作り続け、MTを持つ最後のメーカーになる」とコメントしたことも。

ただ、実際にマニュアル・トランスミッションを追加したものの、実際には「ほとんど」MTの注文がないことについても触れています。

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もはやアストンマーティンはマニュアル・トランスミッションを必要としていない

そして今回、トビアス・メアース氏はもはやマニュアル・トランスミッションにこだわらないこと、実際に投入し、その後の動向などを評価したものの「必要ない」という判断に至ったこと、マニュアル・トランスミッションの設定自体が「良い決断ではなかった」ことにも言及しています。

この背景として、もちろん「MTの注文が少ない」ためにコスト的に見てMTを用意する意味がないこと、そして「MTでは排ガス規制に対応するためのエンジンコントロールが難しい」ということについても触れています。

なお、アストンマーティンはミドシップ化される新型ヴァンキッシュにおいてマニュアル・トランスミッションを設定する意向を示しており、これが「MTを持たない」フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンに対する差別化になるとも(前アンディ・パーマーCEOが)公言していましたが、この流れだと新型ヴァンキッシュにも当然ながら「MTなし」ということになりそうですね。

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MTを持つスポーツカーメーカーは「ほぼ全滅」

そして今回アストンマーティンが「MT廃止」を宣言したことにより、MTをラインアップするスポーツカーメーカーはほぼ全滅状態。

もちろんフェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニはマニュアル・トランスミッションを復活させることはなく、BMW(M)については500馬力を超えるとマニュアル・トランスミッションが物理的に対応できないために自ずとMTが消滅し、メルセデスAMGもMTには「興味なし」。

唯一MTを継続させるであろうスポーツカーメーカーはポルシェのみになってしまいそうですが、厳密に言うと(発売できれば)TVR、そしてゴードン・マレー・オートモーティブ等一部の少量生産メーカーも(その存在意義を示すためか)MTを用意すると公表済みです。

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