■そのほか車関連のネタなど

EVの価格は早ければ2024年には「ガソリン車よりも安く」なるようだ!生産効率向上によってコストが減少し、逆にガソリン車は触媒の価格が上昇し今後値上がりしてゆく模様

投稿日:2021/05/19 更新日:

BMWのキー

| 様々な予測が出ているものの、これまでにも予測が当たったためしはあまりない |

バッテリー価格の予測については「下がる」派と「上がる」派があるようだ

さて、普及が進むようで進まないような電気自動車。

その要因のひとつは「高止まりしている価格」ということになりそうですが、SUVやクロスオーバーといった大型車は2026年、小型車では2027年あたりからガソリン車よりも価格が下がってゆくのではないかと見られている、という報道。

EV価格下落の要因は「スケールメリット」

なお、2026年〜2027年にEVの価格がガソリン車よりも下がるだろうという予測のベースとなっているのは「スケールメリット」。

先日フォルクスワーゲンが「EVはまだまだ生産台数が少ないため、(バッテリー価格を抜きにしても)パーツのコストが下がらず、加えて生産にも慣れていないので効率が悪く、価格が下がらない」とコメントしていますが、パーツのコストが下がってくるのがちょうどその頃だということになりそうです。

VW幹部「ID.6は現時点では利益が出ていない。それは認めよう」
VW幹部「ID.6は現時点では利益が出ていない。それは認めよう」。生産効率やパーツ価格が現時点では低く、生産台数増加が必須

この記事のもくじ1 | ただし生産台数を増やせば増やすほどバッテリー価格が上がってしまうというジレンマも |1.1 フォルクスワーゲンは「今後」に期待1.2 まだまだパーツの仕入れコストも「安くない」 ...

続きを見る

ブルームバーグによると、2026年にはガソリンエンジンを搭載した中型車の平均価格は19,000ユーロに微増し、逆に中型ピュアエレクトリックカーの価格は19,000ユーロ辺りまで下がると予測していますが、2030年になると中型ガソリンエンジン車の平均価格が19,900ユーロに値上がりするのに対し、中型EVは16,300ユーロにまで下がるとも。

これは現在の「ガソリン車は18,600ユーロ、EVは33,300ユーロ」という平均価格からすると完全に「逆転」ということになり、その頃にはEV=高価というイメージはもうなくなっているのかもしれません。

今後、ガソリンエンジン車の価格は上昇傾向

なお、ガソリンエンジン車の価格が上がるのは「触媒」が原因だとされ、ルノーCEOも「EVの価格が下る一方、ガソリンエンジン車の価格が上昇する」というコメントを発していて、このあたりの予測は経済アナリスト、そして自動車メーカーともに同じだと考えて良さそうですね。

ルノーCEO「ユーロ7が導入されれば、触媒の価格が高騰しコンパクトカーの価格が倍になる」
ルノーCEO「ユーロ7が導入されれば、触媒の価格が高騰しコンパクトカーの価格が倍になる」。よって小型車メーカーは上級移行かEV移行かしか道が無さそう

この記事のもくじ1 | まさか触媒の価格がここまで高騰することになろうとは |1.1 触媒そのものの価格は大型車でもコンパクトカーでもあまり変わらない1.2 これを解決する方法は2つしかない1.3 こ ...

続きを見る

ちなみに投資銀行であるUBSはこの「逆転現象」が生じるのは(ブルームバーグの予想よりも早い)2024年だとしており、欧州の非営利団体「Transport & Environment」によるとバッテリー価格は今後10年間で58%も下がるという予測があり、もしかすると2026年を待たずしてEVのほうがガソリンエンジン搭載車よりも安価になるのかもしれません。

ただ、別の調査機関によると「バッテリー生産量が増えると、それに必要な希少金属の取り合いになるため、結果的にバッテリー価格が上昇する」という報告もあり、バッテリーコストについては各社とも予測がバラバラなのが面白いところですね。

合わせて読みたい、関連投稿

BMW i4
BMWは2025年にソリッドステートバッテリー実用化?「飛躍的にEVとしての性能を高め、価格や性能的にガソリン車と変わらない、”ノイエクラッセ”を投入する」

この記事のもくじ1 | BMWはすでに次世代EVを企画中 |1.1 ソリッドステートバッテリーの登場にはまだ5年ほど?1.2 ただし実用化が難しいと判断したメーカーも1.3 合わせて読みたい、ソリッド ...

続きを見る

新型テスラ・ロードスター
テスラが新たな収入源「再生可能クレジット」市場への参入を申請。一方でビットコインの売買については「マイニングに関わる環境負荷を考慮し」一時停止すると発表

この記事のもくじ1 | テスラはいつも「先」しか見ていない |1.1 今後、再生可能クレジットはテスラに大きな利益をもたらす可能性も1.2 ただしその「クレジット」の利益は今後減少することに1.3 テ ...

続きを見る

参照:The Guardian

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

-■そのほか車関連のネタなど
-, , ,

© 2021 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5