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BMWが新型M4コンバーチブル発表!ソフトトップ採用によって軽量化とトランク容量拡大を果たし、「従来の幌とは比較にならない快適性を獲得」

BMWが新型M4コンバーチブル発表

| BMWはあらゆる部分において常に進化を目指している |

世界有数の最速4座コンバーチブルが発表に

さて、BMWが新型M3とM4を発表したのはそう遠くない過去の話ですが、今回は新型M4コンペティション・コンバーチブル」が発表に。

搭載されるエンジンは3リッター6気筒ツインターボ、そして出力は503馬力。

トランスミッションは8速ATのみですが、これは「500馬力を超えると、BMWの持つマニュアル・トランスミッションが耐えることができない」ということに起因するのだと思われます。

なお、駆動方式は4WDとなりますが、基本的には「リア寄り」の駆動力を持ち、4WD、4WDスポーツ、2WDの駆動モードがある、とのこと。

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M4コンペティション・コンバーチブルの0-100km/h加速は3.6秒

新型BMWM4コンペティション・コンバーチブルの0-100km/h加速は3.6秒、そして最高速度は250km/h。

ただしオプションのMドライバーズ・パッケージを装着することで280km/hにまで向上させることができるようですね。

アクティブMディファレンシャル、アダプティブMサスペンション、Mコンパウンドブレーキを採用するのはクーペモデルのM4コンペティション同様ですが、「オープン化」されることでボディ剛性が多少なりとも犠牲となりますが、BMWはこれを担保するためにアンダーフロアブレーシング、そしてリアアクスルサブフレームをを追加。

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ブレーキシステムは標準だとフロントに6ピストンキャリパーと15インチ(380mm)のディスク、リアにシングルピストンキャリパーと14.6インチ(370mm)のディスクを備え、オプションでMカーボン・セラミック・ブレーキ・システムにアップグレードすることも可能。

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Mカーボン・セラミック・ブレーキ・システムを装着するとブレーキキャリパーは「ゴールド」へ、そしてブレーキディスクはフロント15.7インチ(400mm)、リア15インチ(380mm)へと拡大されるとアナウンスされています。

M4コンペティション・コンバーチブルの外観はこうなっている

M4コンペティション・コンバーチブルのスタイリングだと「ソフトトップ」が最大の特徴。

これまでのM4コンバーチブルは「ハードトップ」を採用していたものの、新型M4コンペティション・コンバーチブルではソフトトップに変更されたということになりますが、これには「軽量化」「トランク容量の拡大」など様々な理由があるものと思われます。

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実際のところ、この新型ソフトトップはこれまでのリトラクタブルハードトップに比較すると40%の軽量化を達成しているといい、これによってさらなる低重心化がもたらされているようですね。

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BMWによると、このソフトトップは「リトラクタブル・ハードトップの実用性とファブリックルーフのピュアな美しさを兼ね備えたパネル・バウ・ソフトトップ」だと表現されており、ここから察するに、骨格にファブリックを張ったものというよりは、骨格とパネルとの複合構造の上に布地を張ったものだと考えていいのかも。

そしてこのソフトトップは時速50キロまでの速度で開閉でき、リアウインドウはトップと「ツライチ」に取り付けられ、構造そのものも「数層」に別れているといい、従来のソフトトップを遥かに凌ぐ音響的・熱的快適性 を約束していると主張しています。

このルーフのカラーは光沢のあるムーンライトブラック含む2色が用意され、ルーフを折りたたんだ状態ではトランクスペースが(従来モデル比で)34リットル拡大しています。

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そのほかおなじみの「バーチカルキドニーグリル」のほか、LEDヘッドライト、エアロダイナミクスミラーキャップ、リアディフューザー、フロントに19インチ、リアに20インチの軽量アルミホイールを装着済み。

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今回はインテリアについて画像が公開されていませんが、内容としてはクーペと同様。

12.3インチのデジタルメーターに10.25インチのインフォテイメントシステムを備え、Mスポーツ・ステアリングホイール、アルミニウムトリム、アンビエントライティングシステム、ハーマンカードン・オーディオシステムなどが装備されています。

ヒーター付本革製スポーツシートは標準装備となり、バックレストにはおなじみイルミネーテッド・バッジが取り付けられ、オプションでMカーボンバケットシートを注文することも可能(標準のバケットシートよりも9.5kg軽い)。

そのほか、オプションとしてアダプティブ・クルーズ・コントロール、ヘッドアップ・ディスプレイ、ステアリング・ホイール・ヒーター、ベンチレーテッドフロントシート、カーボンファイバートリム等もラインナップされています。

現時点では日本への導入、国内販売価格についてはアナウンスされていないものの、北米だと86,300ドル〜という価格に設定されています。

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新型BMW M4コンペティション・コンバーチブルのプロモーション動画はこちら

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参照:BMW M

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