| これだけパガーニを揃えるオーナーも珍しい |
しかもさりげなくブガッティを2台所有
さて、パガーニ・ゾンダの最新カスタムバージョン、ワンオフモデルの「ゾンダAY」が登場。
これはカーコレクター、マイク・イン氏のもとへと納車されたもので、これまでに公開されたゾンダのいずれとも異なる外観を持っています。
なお、ゾンダはウアイラの先代に相当するモデルですが、ウアイラに切り替わったのちにも多くのファンがゾンダを求め、よってパガーニは少量ながらもゾンダを生産し続けていたわけですが、最近になり「もう新しいゾンダは作らない」とコメント。
ただしすでに納車されたゾンダのカスタムは現在も受け付けており、今回のゾンダAYもまた、パガーニ自身の手によってアップデートが施された一台なのだそう。
パガーニ・ゾンダAYはこんな仕様を持っている
ゾンダAYのベースは「ゾンダFロードスター」ですが、見ての通りエアロキットの装着はじめ大幅な改造が施されていて、パープルのエクステリア、それにマッチしたインテリア、ブラックのホイール、そしてルイス・ハミルトンのZonda 760LHを彷彿とさせるカーボンファイバー製のフェンダー上アドオンが見られます。
ただしこのゾンダAYをいっそう特別なクルマに仕立て上げているのはこのヘッドライトにユニークなカバー(現存するどのZondaとも異なる)。
加えてリアスポイラーも独自のデザインを持つ模様。
なお、このゾンダAYは昨年に公表された「ゾンダZun」と非常によく似た仕様を持っているようですね。
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なお、このゾンダAYに搭載されるエンジンはメルセデスAMG製の7.3リッター「自然吸気」V12、そして出力は”最強スペック”の760馬力、トランスミッションは7速AT。
このオーナーが所有しているのは当然これだけではない
そしてこのゾンダAYのオーナー、マイク・イン氏はこのほかにもゾンダRエボリューション、ゾンダF、4台のウアイラ(ウアイラBCやウアイラ・ロードスターなど)を所有し、さらに現在はウアイラRの納車を待っている状態とのことで、パガーニにとってはVIP中のVIPなのだと思われます。
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そしてこのマイク・イン氏のインスタグラムを見ると、同氏はこれらパガーニのほかにブガッティ・シロンスポーツ / ディーヴォ、ラフェラーリ、ランボルギーニ・シアンFKP37、マクラーレン・スピードテール、ケーニグセグ・アゲーラRSも所有しているようですね。
なお、インスタグラム上にはフェラーリコレクターのデビッド・リー氏と一緒に写っている写真や、パガーニCEO、オラチオ・パガーニ氏からのバースデーメッセージも見られます。
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こちらはそれらハイパーカーたちのキー。
これだけあれば、「今日はどれに乗るか」なかなか決めることすらも難しそうですね。
参照:shinmikeyin