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ランボルギーニとフェラーリが「2035年以降はガソリンエンジン禁止」規制から特例として除外される可能性があるようだ!認められれば2035年以降もガソリンエンジン車の生産と販売が可能に

投稿日:2021/09/06 更新日:

ランボルギーニ・ウラカン

| 現在、元フェラーリ役員だったイタリア環境移行担当大臣がEUへと働きかけ中 |

この「特例」はなんとしても認めて欲しい

さて、EUは2035年に「ガソリンエンジン搭載車の販売」を全面的に禁止する方向ですが、マリオ・ドラギ政権の閣僚によると、イタリアは、フェラーリやランボルギーニ などのスーパーカーメーカーを「2035年までに予定されている内燃機関自動車の廃止から守る方法」について、欧州連合(EU)と協議している模様。

イタリアのロベルト・チンゴラーニ環境移行担当大臣によると、最も汚染度の高いエンジンを段階的に廃止することでCO2排出量を削減するという欧州の公約を全面的に支持しているものの、「巨大な自動車市場にはニッチ(この場合はスーパーカー市場)があり、主要メーカーに比べて販売台数がはるかに少ない高級車メーカーに新規則をどのように適用するかについて、EU委員会と継続的に議論している」とのこと。

スーパーカーメーカーの電動化はイタリア政府がバックアップ?

さらに同大臣は「このような車には非常に特殊な技術が必要であり、移行のためのバッテリーも必要です。イタリアにとって自律的に高性能な電池を生産することが重要なステップであり、そのためにイタリアに大規模な電池生産施設を設置するギガファクトリー計画を開始します」と続けていて、このコメントを見る限りではイタリア政府がフェラーリやランボルギーニをバックアップするという姿勢も見せているように見えますね。

なお、イタリアの政治と経済とは強い結び付きがあるようで、ランボルギーニがウルスの生産を決めたきっかけもイタリア政府の働きかけによるもので、「ウルスを生産すれば雇用が発生する」ためにイタリア政府はウルスの生産とひきかえに「(ランボルギーニに対して)減税措置」を提案しています。

フェラーリ・モンツァSP1

現在、世界規模でガソリンエンジンには「死刑宣告」発令中

欧州委員会は今年7月、地球温暖化の原因となる排気ガスを削減する取り組みの一環として、2035年までに内燃機関を搭載した自動車の販売を段階的に廃止する計画を発表しましたが、このスケジュールは、平均以上の汚染物質を排出する”強力な”エンジンを搭載した車を製造する高級車メーカー、スーパーカーメーカーにとっては特に厳しく、というのもこれらのメーカーは販売台数が著しく少ないため、生産工場をエレクトリック仕様へと転換することで相当な利益を失う可能性も(投資を回収するのが難しい)。

ロベルト・チンゴラーニ環境移行担当大臣(フェラーリの元非常勤取締役らしい)によると、まだ結論は出されていないものの「(スーパーカーの保護は)問題ない」とも述べ、その根拠はフェラーリやランボルギーニの生産台数がEU全体での全メーカーを合計した生産台数に比較すると極めて小さいというもの(EU全体だと数百万台が生産されているが、フェラーリの販売台数は約9,100台、ランボルギーニの販売台数は約7,400台程度にとどまる)。

ランボルーニ・ウラカン

加えてこれらのスーパーカーは「日常的に乗られる」ケースが少なく、ガレージから出されるにしても一回あたりの走行距離が非常に少なく、よって「そのクルマが作られてから廃車となるまで」の総CO2排出量は、コンパクトカーに比較すると少ないのかもしれません(もちろんオーナーの使用状況次第ですが)。

参考までに、イタリアには「自動車税の免除と車検期間を延長し、通行規制区域内にも乗り入れができるようになる」というフィアット500保護法なる特例も存在し、「イタリアの文化を守る」という強い意識が存在するため、本当にこの「ランボルギーニとフェラーリに対する特例措置」をEU内でも成立させてしまうかもしれません。※EU統合時にも、イタリアは「Made in ITALY(通常はMede in EUとなる)」という表記を守るために戦ったことがある

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参照:Bloomberg

 

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