>中国/香港/台湾の自動車メーカー

中国にて「ゲームに登場するような」未来的ルックスのクルマが発売されるかも!ファッションブランドとのコラボにてLynk&Coがぶっ飛んだレンダリングを作成

2022/05/24

中国にて「ゲームに登場するような」未来的ルックスのクルマが発売されるかも!ファッションブランドとのコラボにてLynk&Coがぶっ飛んだレンダリングを作成

| 作成したのはロータス、ボルボの親元である吉利汽車 |

これまでのLynk&Coと大きく異る作風ではあるが

さて、中国の自動車ブランドの中でもぼくのイチオシなのがLynk&Co。

これはボルボやロータスの親会社、吉利汽車が展開するブランドですが、今回中国のファッションブランドinxxstreetとのコラボレーションにてなんとも未来的なクルマのレンダリングを公開しています。

この作品はLynk&CoのSUV、「05」をベースとしたもので、車高を落とし、そしてあまりに前衛的なエアロパーツが装着されることとなっています。

ちなみにノーマルのLynk&Co 05はこんなクルマ。

ロータスの親会社、中国の吉利汽車がカッコいいクーペSUV、”Lynk&Co 05”発表!いったいデザイナーはだれ?

| どう見ても中国車には見えない | ロータスとボルボの親会社、中国の吉利汽車(Geely)が展開する「Lynk&Co」。今回はその最新モデル「05」の画像が公開されています。Lynk&amp ...

続きを見る

現時点では実際に市販されるのかどうかは不明だが

なお、このレンダリング作品が「レンダリングのままにとどまるのか」「実際に市販されるのか」は明かされておらず、しかし現地メディアではLynk&Co 05と同じ2リッターターボエンジン(250~258PS)と搭載し、8速オートマチックもしくはマニュアル・トランスミッションを積むという予測まで出ているので、けっこう実現度が高いのかもしれません。

面白いのは、Lynk&Co 05が曲線を多用しているのに対し、このレンダリングでは直線を用いて車体を構成しているということで、Aピラー~ルーフ、ドアの一部を除くと「ほぼ直線」。

なんとなくランボルギーニ・ウルスっぽくも見えますね。

Lynk-and-Co-05-2_result

フロントにはラリー用っぽいホイール、リアにはおそらくフルカバーが装着されたホイールが取り付けられ、前後フェンダーにはLEDランプが仕込まれて未来的な雰囲気も。

テールパイプは極端に大きな「クワッド」を採用しています。

参考までにですが、つい最近、中国の大手自動車メーカー、長城汽車が「メカドラゴン」なるカクカクしたスポーツカー(のようなもの)を発表していて、中国ではこういったメカメカしいものを好む人も少なくはないもよう。

Lynk-and-Co-05-3_result

中国のメカドラゴン
【動画】その名の由来は「ロックマン2のボスキャラ」!中国・長城汽車より「メカドラゴン」が発表。限定101台、543馬力のEVで873万円

| 中国人がこれをどう受け止めるのかわからないが、さすがにこの価格では売れないような気もする | 最近の中国の自動車メーカーはかなりな独自路線を突っ走っているようだ さて、広州モーターショーには様々な ...

続きを見る

なお、このLynk&Co 05については、Khyzyl Saleem氏が作成する、一連の未来派レンダリング(下の画像)の影響を色濃く受けているようにも感じられます。

【動画】テスラ・サイバートラックをバーチャルカスタム!サンドレーサー風に改造するにはこうやる

| 実際にサイバートラックが発売されたときにはリアルチューナーが大活躍しそう | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49775174136/in/ ...

続きを見る

吉利汽車は「ピックアップトラック」に参入

そしてこの吉利汽車(Geely)はそのラインアップを拡大しており、「レーダー(RADAR)」というサブブランドにてピックアップトラックを投入する予定だと報じられています。

このクルマのキャッチコピーは「多様化する新しいアウトドアライフ」で、エレクトリックパワートレインを搭載したハイエンドピックアップトラックとなるそうですが、ここ数年中国ではピックアップトラックへと注目が集まっており、その理由の一つが「中国の各都市が、市内へのピックアップトラックの乗り入れを解禁したから」。

geely-ptnt-2-1068x591

これまでは市内へとこういったピックアップトラックが乗り入れることを禁じており、その理由は「美観維持のため」だと聞いたこともあるものの、最近のピックアップはむしろ商用としてではなくレジャー用としての高級ピックアップといった性格を持っており、このような傾向を考慮しての「解禁」なのかもしれません。

なお、中国では現在キャンプ市場が拡大しており、2021年には299億元、2022年には354億6000万元にまで拡大すると見られ、これにあわせてキャンピングカーやSUV、トラックも大きく販売を伸ばしていると言われます。

すでに中国では、こういった動きを見通し、高級ピックアップトラックとしてSANY、Foton Tunland EV、Dongfeng Rich 6 EVといったモデルが登場しているようですが、今までにないピックアップトラックのコンセプトカーもいくつか登場していて、もしかすると予想外の盛り上がりを見せるかもしれません(テスラ・サイバートラックも大人気となるかもしれない)。

とにかく火がついたときの中国の勢いは手のつけようがなく、ここ1~2年の中国はピックアップトラックブームに沸くことになるのかもしれませんね。

さすがは何でもありの中国!長城汽車がスーパーカーとトラックを合体させた、ズバリ「スーパーカーピックアップ」を発表
さすがは何でもありの中国!長城汽車がスーパーカーとトラックを合体させた、ズバリ「スーパーカーピックアップ」を発表

| さすがのアメリカ人でもこの発想はなかったのかもしれない | やっぱり中国の自動車メーカーの考え方は一味違う さて、広州モーターショーにてトラック大好きなアメリカ人もびっくりなトラックが展示されてい ...

続きを見る

あわせて読みたい、Lynk&Co関連投稿

【動画】ロータスの親会社、中国の吉利”Lynk&Co 03”がニュルに挑戦!ジャガーXFの「4ドア最速」、メガーヌRSの「FF最速」記録を抜いたと主張

| たしかにそれらより速く走ったが、「ワンオフ」なのでぼく認めない | 中国の吉利汽車(Geely)が持つブランドの一つ、「Lynk & Co」のセダン、”03”がニュルブルクリンクにおける「 ...

続きを見る

ボルボの中国色強まる!ボルボのレーシングチームから親会社の吉利”Lynk & Co”参戦決定

| Lynk & CoのTCRバージョンはけっこうカッコイイ | ボルボのレーシングチーム、「CYAN RACING(シアン・レーシング)」より2019年から中国のLynk&Co 03 ...

続きを見る

参照:CarnewsChina, 36Kr

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->中国/香港/台湾の自動車メーカー
-, , , , , ,