| ゾンダ・レボ・バルケッタの仕様はあまりにスパルタン過ぎた |
それにしても「もう作らない」と言っていた割には次々新しいゾンダが登場する
さて、パガーニが今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに5台のクルマを展示する、と発表。
その5台とはすでに発表済みのウアイラR、ゾンダ・レボルチオン、今回が公の場では初公開となるウアイラ・コーダルンガ、ウアイラBCテンペスタ、そしてゾンダ・レボ・バルケッタ。
やはりこの中での目玉はゾンダ・レボ・バルケッタかと思いますが、これは今までのパガーニには見られないカラーリングであり、かなり強烈なインパクトを持っているように思います。
パガーニ・ゾンダ・レボ・バルケッタはこんなクルマ
このパガーニ・ゾンダ・レボ・バルケッタは耳慣れないクルマではあるものの、ゾンダHPバルケッタに「ゾンダ・レボルチオン」スペックのエンジンを搭載したクルマだと紹介されていて、ゾンダHPバルケッタは公道走行可能なスーパーカー、しかしゾンダ・レボルチオンはサーキット走行専用のレーシングカーであり、となるとゾンダ・レボ・バルケッタがどちらに属するのかはちょっと気になるところ(公道走行ができるのかできないのか)。
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ちなみにゾンダ・レボルチオンは2013年に5台のみが生産された限定モデルであり、HPバルケッタは2020年以降に3台が生産された限定シリーズです。
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パガーニ・ウアイラBCテンペスタはこんなクルマ
パガーニ・ウアイラBCテンペスタは昨年8月に(オンラインで)発表されたクルマですが、コロナウイルスのパンデミックによって実車を公開する場を奪われてしまい、今回ようやくお披露目ができるということになりそう。
これはウアイラきってのハードコアモデル「BC」に対し、サーキット走行に特化したオプション「テンペスタ」を装着したもので、これ以上無いスパルタンな(公道走行が可能な)ウアイラという位置づけです。
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新デザインのフロントスプリッター、カーボンファイバー製リアウィング、センターフィン、専用エアインテークが装着されることでダウンフォースが強化され、更にはエンジンや足回りにもアップグレードが施されるという「死角なし」なウアイラでもありますね。
その他にはこんなパガーニも
そして他に展示されるのはウアイラ・コーダルンガ。
1960年代のル・マン24時間に参戦していたレーシングカーに着想を得たというロングテール、そしてほかのウアイラとは異なって派手なエアロパーツが装着されない「ツルっとした」ルックスが特徴で、9億8000万円という高価格っぷりにもかかわらず、限定台数の5台はすでに完売済み(こういったウアイラを待っていたファンも多いのかも。ちなみにウアイラ後継モデル”C10”はクラシカルなルックスとなるようなので、ファンからのクラシック路線の要望も多かったのかもしれない)。
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生産台数は30台に限定されていますが、当然ながらすべて完売済みとなっており、「中古市場にも出てこないほど」高い人気を誇るんじゃないかと考えています。
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