| 現ランボルギーニCEOは「ペルフォルマンテ」の呼称を気に入っている |
この時代に大幅パワーアップを実現するとは、さすがランボルギーニ
さて、ランボルギーニは今年中にウルスのニューモデルを「2つ」投入すると言われていますが、そのひとつはウルスのフェイスリフト(マイナーチェンジ)モデル、そしてもうひとつはハイパフォーマンス版だと言われます。
そして今回出てきたウワサが後者の「ハイパフォーマンス版」であり、こちらはなんと現在の650馬力から700馬力に出力が向上し、「ウルス・スポーツ」と呼ばれるもよう。
現在は環境規制によってガソリンエンジンの出力向上を行うことは非常に難しく、よってBMWやメルセデスAMGにおいてもフェイスリフトにおいて「馬力据え置き」の例が多く、しかしそんな中でもランボルギーニはその矜持を保つということになりそうです。
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そのほかにも「スーパーレッジェーラ」「パフォーマンス」説も
なお、このウルス・スポーツについては「スーパーレッジェーラ」「パフォーマンス」を名乗るという話も出ており、そして「スーパーレッジェーラ」=超軽量と名乗る根拠も十分で、というのもカーボンファイバー製ルーフや大量のカーボン製パーツ、軽量パーツが投入されることでマイナス100kgを実現するとも言われているため。
ちなみに「スーパーレッジェーラ」なる名称はガヤルド時代に使用されており、よってこれがリバイバルされる可能性もありそうですが、ステファン・ヴィンケルマンCEOへとチェンジしてからはこれを用いておらず、その代わりに「ペルフォルマンテ」という呼称を使用しています。
その理由は「もはや我々のハイパフォーマンスモデルは、軽量性のみならず、様々なテクノロジーによって速さを追求しているため、スーパーレッジェーラという言葉だけでは表現できない」から。
よってペルフォルマンテ=パフォーマンスという文字を使用していて、そう考えるとウルスのハイパフォーマンスモデルは「ペルフォルマンテ」となるのかも。
そしてこの高性能版ウルスには新デザインの軽量ホイール、新型スポイラーにエアロキット、アップグレードされたインフォテイメントシステム、スポーツエキゾーストが搭載されると言われ、「スーパーSUV」としての性能をより高みへと引き上げることになりそうです。
このウルスのハイスペック版についてはペブルビーチにて公開され、10月より生産が開始される、と見られているようですね。
ウルスのフェイスリフト版はどうなる?
そこでちょっと気になるのがもう一方の新型ウルス、つまりウルスのフェイスリフト版。
こちらの情報は名称やスペックともに何もなく、しかし名称はウルスにプラスしてなんらかの呼称を(差別化のため)与えるはずで、しかし前ステファノ・ドメニカリCEOが使用していた「EVO」といった文字列は使用されないと考えて良さそう(現ランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏はこの呼称をあまり気に入っていないようだ)。
あるいは、ウラカン同様に「テクニカ」という名称が与えられる可能性も否定できず、これはウラカン・テクニカと共通するであろう顔つきを(ウルスのフェイスリフトモデルが)持つであろうことからも推測できます。
ちなみにウルスのハイブリッド版は2023年に発表されると言われるので、今回登場するウルスのマイナーチェンジ版は「ガソリンオンリー」を維持すると考えてよく、しかし「ガソリン世代最後のウルス」となりそうですね。
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参照:The Supercar Blog