| さらに2023年にはアヴェンタドール後継、2024年にはウラカン後継、2027-2028年にはブランニューモデル発売も |
加えて、ウルスもいずれかの段階でフルモデルチェンジを行わねばならない
さて、ランボルギーニは2022年に「ウルスに2つ、ウラカンに2つのニューモデルを投入し、以降は純粋なガソリンエンジン駆動車を発売しない」と明言していますが、どうやらウルスの「2つのうちの1つ」の発表時期が8月のペブルビーチ(で開催されるコンクール・デレガンス)となるもよう。
これはランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏がカーメディアの取材に対して語ったもので、しかし「2つのウルス」のうちどちらがここで発表されるのかは不明です。
参考までに、これらのうちひとつはウルスのフェイスリフト(マイナーチェンジ)モデル、もうひとつはそれをベースにしたハイパフォーマンスモデルだと言われていますね。
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ランボルギーニは先進的な運転支援システムも導入予定
そしてこのインタビューで語られたのが「ランボルギーニとしても、先進的な運転支援システムの導入を考えている」ということ。
これはちょっと意外な事実でもありますが、実用化されるのは10年後、そしてレベル4を想定しているといい、ウルスの次世代モデルや、2027年辺りに発表されるという「第4の」ランボルギーニへと(将来的に)搭載される可能性があるもよう。
よってこの自律走行システムは「スーパースポーツに」用いられるわけではなく、あくまでも日常的に乗られる可能性が高いモデルに取り入れられると考えてよさそうですが、基本的には「都市部や交通量の多い場所でランボルギーニを運転する人々」を対象としているようですね。
なお、第4のランボルギーニに関し、「車高の高い2+2クーペ」を想定しているといい、しかし現時点では発売にGOサインが出ていないとも語っているので、こちらについては最終的にどんなクルマとなるのか明確ではない、というのが実際のところなのかもしれません。
ただ、ランボルギーニが「新しい顧客を取り込み、販売を拡大しようと考えると」既存ラインアップと重複しないセグメントのクルマを手掛ける必要があり、それはステファン・ヴィンケルマンCEOが言うように「2+2か4シーターで、地上高も高く、地上高ももっとあるような、我々が何十年も行っていないセグメントであり、まったく新しいクルマ」であるべきなのでしょうね。
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8月までにはまだまだ時間があるが
なお、あたらしいウルスの発表が8月というのはけっこう遅く、そして今年は「4つ」のニューモデルを発表せねばならないということを考慮すると、それまでにもなんらかの新型車が登場する可能性があるのかも(話題を分散させ、会社のイメージをフレッシュに保たねばならないので、一気に複数の新型車を発表しないと思われる)。
もしかすると、ウルスのフェイスリフトモデルが今年前半に発表され、ペブルビーチにて発表されるのが「ハードコアモデル」なのかもしれず、さらに「ペブルビーチ」の性格を考慮するに、ここで普通のフェイスリフトモデルを発表するというのもちょっと想像しにくい、と思います。
なお、ウラカンの「新しい2つのバリエーション」については今回のインタビューにて言及されなかったそうですが、これまでの情報によれば、ひとつは4月、もうひとつは年末に発表される、とも。
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参照: Quattroroute