| オラチオ・パガーニは芸術家が作品を作り上げるかのようにC10をデザインする |
おそらくはこれまでのパガーニを総括し、そして新しい時代へと向かう提案が盛り込まれそう
さて、つい先日目撃されたばかりのパガーニ最新ハイパーカー「C10」。
これはウアイラ後継という位置づけとなりますが、現時点ではそのほとんどが謎に包まれています。
おそらくはメルセデスAMGから供給を受けるV12ツインターボエンジンを搭載し、そしてマニュアル・トランスミッションがオプションで用意されるとも言われていますが、その正式名称(C10はコードネーム)とともにパガーニによる発表を待っている状態。
そして今回はその発表(9月12日)を前にパガーニが公式ティーザー動画をリリースしています。
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今回のティーザー動画はインスタグラムにて
今回のティーザー動画が投稿されたのはパガーニの公式インスタグラム上ですが、その内容としてはパガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏が新型車のスケッチを行っているとうもの。
真剣な眼差しにてカンバスに向かい、そして映し出されるのはC10の(おそらくは)グラマラスなフェンダーや特徴的なリヤセクション、さらには「C10」という文字が見えるCピラー付近。
キャプションによれば「我々は今、自身の物語の新しい章を紡ぎ出そうとしている。我々のインスピレーションであるビジョンを祝福し、肯定する」とのことで、文字通りこれから新しい時代へと踏み入れようとしていることを示しています。
なお、パガーニはまだ設立されて30年ほどの若い会社ですが、その間に発売した主な市販車は「ゾンダ」「ウアイラ」であり、数少ないモデルのみで現在の名声を勝ち得たのはまさに神話だと言っていいかもしれません。
そして今回はC10が神話の新たなる章を形作ることになるわけですが、これまでのスパイフォトを見るに、ゾンダのピュアでシンプルな過激さ、そしてウアイラの持つエレガントさを(C10は)併せ持っているように思われ、かつ「未来」「過去」をミックスしたようなタイムレスなデザインを持つことになりそう。
フロント周りはウアイラ、リアはゾンダに近いようにも見えますが、そこに新しい要素も加えられており、期待は募る一方です。
参考までに、パガーニはつい最近「色々な可能性を検討したが、EVは作らないことにした」というコメントを発しており、様々な呪縛から解き放たれ、”ふっきれた”パガーニの新作には期待したい、と思います。
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