| 反面、めったにクラッシュが報じられないハイパーカーも存在する |
クラッシュが多いとそのブランドイメージの失墜に繋がる可能性も
さて、クロアチアにて行われたカーイベントにて、パガーニ・ゾンダHPバルケッタがクラッシュ(動画がYoutubeやインスタグラムに公開されている)。
クロアチアというとリマックが拠点を構える国ではありますが、動画を見るとアポロ・インテンサ・エモツィオーネ(IE)も登場しており、おそらくはよくネット上に登場するオレンジの個体であるように思われます。
このアポロIEは世界各地のスーパーカーイベントに登場していて、オーナーさんはかなり積極的に行動する人物であり、走行距離が増えることをいとわない人であるようですね(もしくはアポロのデモカーであり、プロモーションを兼ねているのかも)。
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1台20億円とも言われるパガーニ・ゾンダHPバルケッタがクラッシュ
そこで今回の事故についてですが、アポロ・インテンサ・エモツィオーネ、フェラーリSF90ストラダーレ、そしてこのパガーニ・ゾンダHPバルケッタが公道を走り抜けた後に発生したもよう。
見る限り田舎の曲がりくねった一本道といった感じで、見通しの悪いカーブでゾンダHPバルケッタと一般車が衝突してしまったようですね。
ゾンダは左リア、一般車は左フロント〜サイドを損傷しているので、もしかするとカーブにゾンダHPバルケッタがリアを振り出してしまったのかもしれません。
見たところゾンダHPバルケッタの破損は左リアにとどまり、その他の部位には問題がないように見えるものの・・・。
リアタイヤがドライブシャフトごとポロリ。
やはりパガーニは運転が難しい?
ゾンダHPバルケッタは、パガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏が「自分のために」作ったシリーズだとされ、つまり同氏が自分の欲しいクルマを体現したもの。
顧客向けとしては2台のみが製造されていますが(よってオラチオ・パガーニ自身の所有とあわせて3台のみが製造)、ウインドスクリーンが短くカットされ、ソフトトップすら持たない、文字通りのバルケッタ(小舟)仕様となっています。
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こういったカーイベントにおいてゾンダ含むパガーニのクラッシュは珍しくなく、その生産数の割に多くのクラッシュが報じられているので、とにかく運転が難しいのかもしれません(そう考えると、アポロ・インテンサ・エモツィオーネは、これだけあちこちにのイベントに参加しつつも、一度も事故が報じられていない)。
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なお、今回の事故については、死人はもちろんけが人も出ていないそうですので、それだけは「救い」であったと思います。
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参照:astopcars, Benelux supercars, Motor1