| このカラーリングを選ぶフェラーリSF90ストラダーレのオーナーはなかなかいないと思う |
選択したレザーもおそらくは非常に高い品質だと思われる
さて、積極的に自社のパーソナリゼーション部門「テーラーメイド」にてカスタムした車両を紹介し続けるフェラーリですが、今回はそのテーラーメイドによって美しく仕上げられたSF90ストラダーレが公開に。
テーラーメイドにてカスタムされた車両の多くは、これまでに見たことのないボディカラーや、過去のレーシングカーにインスパイアされたリバリーを持っていたものですが、今回のSF90ストラダーレはそれとは打って変わって非常にシンプルな仕様を持っています。
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イメージは1980年のフェラーリ308GTBi
フェラーリによると、このSF90ストラダーレは1980年に発売された308GTBiにインスパイアされた仕様を持つといい、ボディカラーはビアンコ・キング、ホイールはシルバー、そしてブレーキキャリパーはブラックという仕様。
そしてなんと言っても特徴的なのはこのインテリアで、ブラックとネイビーとの組み合わせに対してライトブルーを追加するという爽やかさ。
インテリアはコントラストステッチやパイピングが用いられておらず、しかもヘッドレストには跳ね馬(プランシングホース)刺繍が入らないという非常にシンプルそしてレトロな仕様。
レザーの質感はちょっとレトロな感じですね。
フェラーリ308GTBiはこんなクルマ
そこでフェラーリ308GTBiにも触れてみたいと思いますが、これは308GTBの改良版として登場しており、その主な変更点はエンジンです。
モータースポーツからのフィードバック、そして当時の排ガス規制に対応することを目的として燃料噴射装置(インジェクション)が採用されていますが、この「i」はインジェクションのiを表しているわけですね。
搭載されるエンジンは3リッターV8(バンク角90度)、コードネームはティーポF106 BB 000、組み合わせられるトランスミッションは5速マニュアルのみ。
ボディサイズは全長4,230ミリ、全幅1,720ミリ、全高1,120ミリと非常にコンパクトであり、車体重量も1,286kgと非常に軽量です。
0−100km/h加速データは非公開、しかし最高速は公称値240km/hだとされています。
とくに308GTBiで「ホワイト外装、ブルー内装」が特徴的であったという印象はありませんが、このフェラーリSF90ストラダーレのオーナーさんが同じ(ホワイト外装、ブルー内装の)フェラーリ308GTBiに乗っていたのかもしれませんね。
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