| ウルス・ポリスカーのデザインはランボルギーニのデザインスタジオ、ここにオシャレなパトカーが誕生する |
内外装ともに「特別ミッション」に備えた警察仕様に
さて、ランボルギーニはこれまでにもガヤルドそしてウラカンを「イタリア警察のパトカー」として20年に渡り提供してきましたが、今回はウルス・ペルフォルマンテを新たに(イタリア道路警察へ)納車したと発表。
この納車セレモニーはローマ内務省本部の外にあるヴィミナーレ広場で行われ、ランボルギーニの会長兼CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏が、ヴィットリオ・ピサーニ内務大臣立会いのもと、マッテオ・ピアンテドージ内務大臣にウルスのキーを手渡したと報じられています。
ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテ「ポリスカー」はこんな仕様を持っている
今回のウルス・ペルフォルマンテはイタリア警察に導入される6台目のランボルギーニとなりますが、すでに配備されているウラカンLP610-4とともに、臓器や血漿の緊急医療搬送を含む”特別ミッション”に使用される、とのこと。
ステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOは「イタリア国家警察との20年にわたる協力関係を継続できることを大変嬉しく思います。私たちランボルギーニのクルマが公的な任務、とりわけ人命救助のための重要な作戦に使用されているという事実は、私にとってもランボルギーニにとっても大きな誇りです。私たちに多大なる満足感をもたらしてくれるこれらの取り組みは、私たちが生来持っているイタリアとの緊密な結びつきを示すものに他なりません」とコメント。
イタリア警察に納入されるウルス・ペルフォルマンテは、ランボルギーニの技術者たちによって”警察車両の仕様に従い”エクステリアから仕上げられたそうですが、カラーリングはランボルギーニ・チェントロ・スティーレによってデザインされ、イタリア警察独自ののクラシックなブルーとホワイトを組み合わせ、トリコロールのバンドがフロントフェンダーからリアフェンダーにかけてあしらわれます。
さすがにランボルギーニのデザイナーが仕上げただけあってオシャレな仕様を持っていますが、国家権力の使用する車両であっても高いデザイン性を誇るというのはイタリアならではかもしれません。
ボディ下部にはブルーとイエローのチェック柄が(リフレクション仕様にて)反映され、こちらもよくよく見るとランボルギーニらしい「ヘキサゴン」。
惜しげもなくカーボンパーツが投入されるのはさすがランボルギーニ。※ウルスSではなくウルス「ペルフォルマンテ」を投入したところが面白い
ルーフにはもちろんパトライト(ブルーLED)が装着済み。
ランボルギーニ・ウルスは0-100 km/h加速3.3秒、最高速度306km/hを誇る「スーパーSUV」であり、そのパフォーマンスは明らかにスーパーカーの領域に達しています。
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そのパフォーマンス、そしてSUVならではの積載性、さらにウルスの持つ走破性を駆使し、いかなるミッションであっても確実にこなしてくれることになりそうですね。
ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテ「ポリスカー」の内装はこんな仕様を持っている
当然ながらこのウルス・ペルフォルマンテ「ポリスカー」の内装も警察車両仕様となっており、ダッシュボード上には新たに追加されたディスプレイ(後述の臓器運搬用冷蔵庫の内部温度を継続的に監視するためのディスプレイとデータロガー)、そのほかハンマーや重火器・盾などを収めるボックスも。
リアトランク内には各種機器収納用ボックス、救急対応用の除細動器など、公安業務に不可欠なさまざまな備品が収納されており、最も重要な「臓器輸送用のポータブル冷蔵庫」もしっかり装備されています。
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そしてこちらも重要な「Lamborghini」バッジも残されており、この文字列は任務に当たる警察官の士気を高めてくれることになりそうですね。
ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテ「ポリスカー」を紹介する動画はこちら
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参照:Lamborghini