| 車体重量は590kg、理論上の最高出力は500馬力以上 |
エンジンをスタートさせるには別途125ccスクーターのエンジンの力を借りねばならない
さて、ボナムズの開催するオークションに「カワサキ ティンカー トイ」なるバイクが出品予定。
このカワサキ ティンカー トイ最大の特徴はなんといっても「4.2リッター48気筒」というとんでもないエンジンを搭載していること。
製作したのはサイモン・ホワイトロックなる人物ですが、カワサキKH250のエンジンを多数組み合わせて「V8三段重ね」となるパワーユニットを製作し、これを延長した車体に搭載しているわけですね。
過去にはダッジ・バイパーのV10エンジン、マセラティのV8エンジンを搭載したバイクが話題になったことがあるものの、この「48気筒」というのはバイクとしては前例がなく、もちろん「ギネス記録」を有する、と紹介されています。
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そう簡単にエンジンを始動させることはできない
なお、48個ものシリンダーを始動させるのは容易なことではなく、よってこのエンジンを動かすには125ccスクーターのエンジンと自動車用のオルタネーターが必要だといい、これによってようやくエンジンの始動が可能になる、とのこと。
エキゾーストシステムは「デュアル24 in 1(よく作ったな・・・)」、キャブレターは「48連(カスタムリンケージによって接続されている)、トランスミッションはBMW製。
出力については明かされておらず(理論上は500馬力を超える)、車体重量は約590キロだと紹介されています。
画像を見るにその全長は大きく延長され、よって相当に大柄な人でないとこのバイクを運転することは難しそうですが(もちろんその重量を支えるだけの筋力が必要)、ボナムズでは最高落札価格を6万ポンド(現在の為替レートにて約1100万円)だと見積もっており、相当な価値があるとみなされていることは間違いないようですね。
「カワサキ ティンカー トイ」のエンジンサウンドを紹介する動画はこちら
https://youtu.be/pJ-QNMBtiEo?si=dNtEpFocaDy52zLl合わせて読みたい、カスタムバイク関連投稿
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