| 今のところ、北米では納期の長期化といった話題は出ていないようだが |
おそらくはここから徐々に受注状況が公開されることになるものと思われる
さて、トヨタは欧州、北米にて新型ランドクルーザー250を発表していますが、同時にカーコンフィギュレーターも公開されており、ここでその内容を紹介してみたいと思います。
ちなみに北米仕様のランクル250の価格は55,950ドル(現在の為替レートで約840万円)~74,950 ドル(1,125万円)に設定されていますが、日本仕様とは搭載されるパワートレーンが異なり、「2.4リッター・ガソリンターボハイブリッド+8AT(326馬力)」にて全車統一されています(日本仕様は2.8リッター・ディーゼルターボ+8ATと2.7リッター・ガソリン+6AT)。
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米にてランドクルーザー250発売、3グレード構成で価格は840~1125万円まで。日本では3月中旬の発売予定が「4月中旬へ」と延期されたもよう
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北米での新型ランドクルーザー250のグレードは3種類
まず、北米にて展開されるランドクルーザーのクレードは「ランドクルーザー1958」「ランドクルーザー」「ランドクルーザー・ファースト エディション」の3つ。
それぞれ外観や装備、選べる範囲が異なっていて、ベーシックなランドクルーザー1958だと選べるボディカラーは「シルバー(メテオシャワー)」に・・・
「ホワイト(アイスキャップ)」に・・・。
ブラックの3色。
ランドクルーザー1958は「レトロな外観にシンプルな装備」を持つというキャラクターが与えられているせいか選べるオプションも少なくなっており、ホイールの選択肢もひとつのみ。※ただしオフィシャルフォトでは別デザインのホイールを装着している画像も見られ、のちにオプションが追加されるのかも
インテリアカラーはブラック1色(布張り)のみの選択です。
「ランドクルーザー」は豪華で近代的な装備が特徴
その上の「ランドクルーザー」は近代的なルックスに充実装備といった性格を持ち、角目ヘッドライトに幅広いボディカラー/インテリアカラーの選択肢、充実したインフォテイメントシステムやオーディオが与えられているというグレードです。
ここではじめてツートンカラーが登場し、こちらは「トレイルダストにグレイスケープ」。※350ドルのオプション
ヘリテージブルーにグレイスケープ(やはり350ドルのオプション)。
ブラック、アイスキャップという選択肢は「ランドクルーザー1985」と同じではありますが、この「ランドクルーザー」グレード用としてウインドチルパール(ホワイトパール)に・・・。
アンダーグラウンド(メタリックグレー)も選べます。
インテリアは4パターンから選ぶことができ(素材はいずれもシンセティックレザーのソフテックス、もしくはレザー)、こちらはまず「ジャバ」。
レザー版の「ジャバ(ショルダー部にパイピングが入るなど一部がソフテックス版と異なる)。
レザーを選ぶと4,600ドルの追加料金がかかりますが、この金額は「14スピーカーJBLオーディオシステム、デジタルバックミラー、ヘッドアップ ディスプレイ、パワームーンルーフ、センターコンソールクーラーボックス」等で構成されるプレミアムパッケージを含みます。※レザーシート単体を選べず、プレミアムパッケージを選択しないとレザーシートへと変更できない
ブラックのソフテックスに・・・。
4,600ドル+のブラックレザー(ステッチのカラーが少し暗くなる)。
ランドクルーザー「ファーストエディション」は特別仕様
そしてこちらはランドクルーザー「ファーストエディション」。
「ランドクルーザー」グレードの装備に加え、丸目ヘッドライト、専用デザインの18インチホイール、「First Edition」ロゴ、ルーフラック、ロックレール、フロントスキッドプレートなどが装着され、レトロかつワイルドな雰囲気を持っています。
ボディカラーは「トレイルダストにグレイスケープ」「ヘリテージブルーにグレイスケープ」「ブラック」「メテオシャワー」の4色のみで、インテリアカラーも「ブラックレザー」一択となります。
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参照:TOYOTA