| ドイツでは計算上、1.8秒に1台の割合でランクル250が売れている計算に |
それにしても、世界中でのランドクルーザー人気の高さには驚かされるばかりである
さて、ドイツのトヨタ法人が12月21日午前8時にランドクルーザー250の予約を開始し、わずか30分にて予定台数である1,000台をすべて売りきったとのこと。
加えて「注文できなかった人のために」キャンセル待ちを登録するためのサイトを新たに設けたと報じられています。
ちなみに「30分で1,000台」というのはおよそ1.8秒に1台の割合で(平均して)売れたという計算になり、恐るべき勢いということになりますね。
トヨタ・ランドクルーザーシリーズは欲しくても手に入らない
なお、ランドクルーザーシリーズは現行世代に入った後に人気が(文字通り)爆発しており、ランクル300は今でも「数年待ち」だと言われ、先日日本でも発売されたランドクルーザー70は抽選にて受注を受け付け、これに漏れた場合、次にいつ購入のチャンスが回ってくるのか全く不明という状況です。
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そして今回のドイツの一件を見るに、「5,000台」と言われるアメリカ市場向けのランドクルーザー250も一瞬で完売することは間違いなく(まだ受注受付がなされていない)、そして日本でも同様に初期生産分はすぐにオーダーブックを閉じることになりそうですね。
なお、ランクル300、ランクル70、ランクル250を購入することが難しいのは「生産台数が限られている」割に「全世界での需要が非常に強い」ためで、早い話が(意図的に生産台数を絞っているわけではなく)需要が生産キャパシティを遥かに上回っているから。
そして生産台数が限られているのは”世界中、どこにでも行くことができ、そして必ず帰ってこれる”だけの信頼性を担保するための「ランクル品質」を確保せねばならないということ、そしてラダーフレームを採用するということから生産工程が他の乗用車と大きく異なり、それが故に簡単に増産できないと言われています(ラダーフレーム構造に起因して増産できないのはジムニーも同様である)。
ボクはランドクルーザー250の注文を検討しているが
ちなみにぼくはランドクルーザー250の発注を予定していて(レクサスGXにも魅力を感じているので、こちらに流れるかも)、現在はクラウンスポーツの納車を待っている身。
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クラウンスポーツは7−8月くらいにやってくる予定ですが、ランクル250の注文を(注文できるようになれば)入れておき、そしてクラウンスポーツのほうが先に納車されると思われるため、クラウンスポーツにまず乗り、その後ランクル250が来たらクラウンスポーツを売りに出すことを検討中。
トヨタディーラーいわく「ランクル250は、ランクル70とは異なって、抽選ではなく普通に注文を受けることになるだろう」とのことですが(もちろん確定ではない)、注文できるようになればまっさきに連絡が来る予定なので、日本での発売を楽しみに待ちたいと思います。
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