Image:Mansory
| たとえスーパーカーであっても、このマンソリーP950には信号ダッシュで敵わないかもしれない |
その出力に比較すると、その内外装は(マンソリーのな中では)まだ地味な方である
さて、マンソリーがメルセデスAMG S63Eパフォーマンスのコンプリートカー、「P950」を公開。
マンソリーは少し前にも「880馬力、最大トルク1,490kg」のP880を発表しているものの、今回はさらにその上を行く「950馬力、最大トルク1,565kg」という驚愕のスペックを誇ります。
ちなみに0-100km/h加速はスーパーカーもびっくりの3.1秒、最高速は290km/h(おそらくリミッターによる制限がかけられている)。
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マンソリーがメルセデスAMG S63 Eパフォーマンスをフルカスタム、880馬力へ。最高速度320km/h、0−100km/h加速2.8秒というスーパーカーの領域に
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メルセデスAMG S63Eパフォーマンス×マンソリー「P950」はこんなクルマ
なんといってもこのマンソリーP950最大の特徴は950馬力という高出力ですが、マンソリーはこの域に達するために2つの大きなスーパーチャージャー(ターボではないようだ)、最適化されたエアクリーナーボックス、ハイパフォーマンスエキゾーストシステム(ハイパフォーマンス触媒内蔵)を組み込み、さらに燃料マップを変更した、と説明しています。
ちなみにエンジンカバーはカーボンファイバー製へと変更され、その一部はターコイズ(というかティファニーブルー)へ。※チューニングを担当したエンジニアのサインが入っているようだ
そしてこのP950の外観を見てゆくと、グロスブラックのボディにマットブラックのパーツが組み合わせられ、そしてこのマットブラックに見える部分は「クリアマットにて処理された、織り目の見えるヴィジブルカーボンファイバー」。
エアロパーツ等にはティファニーブルーのハイライトが施され、ボンネット上のNACAダクトもやはりティファニーブルー。
ホイールはマンソリーイチオシのディッシュデザイン。
なお、エアロパーツの装着は前後バンパーやサイドステップ、サイドギル、トランクリッドにダクト周辺など最小限(オーバーフェンダーも装着されていない)にとどめられ、その出力に比較すると「意外と」地味だという印象です。
メルセデスAMG S63Eパフォーマンス×マンソリー「P950」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはメルセデスAMG S63Eパフォーマンス×マンソリー「P950」のインテリアで、例によって完全なるカスタムが施され、用いられるレザーもティファニーブルー。
ただしこれまでに紹介されたいくつかのメルセデス・ベンツのカスタムのように、金属調パーツにはペイントが施されていないようですね。
かつフロアカーペットやマットは(キルティングが施されたレザーではなく)実用的なパイルが使用されており、このクルマのオーナーさんは日常的にこのP950をドライブする予定なのかもしれません。
なお、同じティファニーブルーであってもピラー内張りやルーフライナーにはアルカンターラが使用されることに(珍しくスターライト仕様ではない)。
シート表面にはダイヤモンドステッチとパーフォレイト加工がほどこされますが、その「穴」の奥から除くカラーは「イエロー」。
なぜイエローを使用したのかは不明ですが、もしかすると(2021年に)ティファニーが期間限定にてイエローへとイメージカラーを変更したことに関係しているんじゃないかと推測しています。
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