| つまりアルファロメオはその伝統を強く意識したデザインを取り入れ、未来に進むのだと考えられる |
ジュニア、33ストラダーレを見るに、今後のアルファロメオのデザインには期待がかかる
さて、アルファロメオ、フィアット、マセラティなどを含む多国籍自動車企業「ステランティス」にとって2024年は波乱の年であり、とくにアルファロメオとマセラティは売上が大きく減ってしまったことでCEOが急遽交代するといった内情が報じられています。
ただ、この交代はもちろん「前進するため」ものでもあり、新しい年の可能性に目を向け、前に進むべく「ニューモデル」のティーザー画像が公開されています。
おそらくこれは「新型ステルヴィオ」
アルファロメオは直近にてブランニューモデル「ジュニア」をラインアップに加え、限定スーパーカー「33ストラダーレ」の納車を開始するなど新しい動きを見せていますが、2025年にはこの勢いをさらに強化することになると見え、今回のティーザー画像では大きな三角形のテールライトモジュールを確認可能。
そしてこのテールライトとともにデビューするのは新型ステルヴィオだと考えられ、そしてこの意匠は2026年に発表されるであろう新型ジュリアにも採用される見込みです(三角形ということで、スクデットグリルのリア版的な働きをするのではないかと思われる)。
なお、これら「新型」ステルヴィオとジュリアについてはわかっていることは多くなく、しかし断片的には「歩行者安全基準の変更により、アイコニックなオフセットライセンスプレートホルダーは廃止、中央のスクデット(盾形)グリルも刷新される予定」だという話が聞かれ、さらには電動化が進められるというウワサも。
もちろん全体的なデザインも一新されると考えてよく、しかしこれら新型ステルヴィオとジュリアは「前CEOが企画し、新CEOのもと発売される」ため、どこまで新CEOの意向が反映されるのかはナゾのままではありますが、ジュニアや33ストラダーレといった新しいアルファロメオの製品は非常に高い魅力を備えており、よって今後のニューモデルにも期待がかかりますね。
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参照:Alfaromeo