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さすがは狂気のカシオだな・・・。まさかの「指輪型」G-SHOCKに樹脂版登場、メタル版では実現できなかった「機能するベルトとバックル」も実装

さすがは狂気のカシオだな・・・。まさかの「指輪型」G-SHOCKに樹脂版登場、メタル版では実現できなかった「機能するベルトとバックル」も実装

Image:G-SHOCK

| そのサイズは腕時計の1/10、文字通り腕時計の「完コピ」である |

これを本気で作ってしまうのがぼくらの「カシオ」

さて、先日は「ゴールド」バージョンのリング(指輪)型G-SHOCKを発売したカシオですが、今回は「G-SHOCK Nano」シリーズとして樹脂(バイオマスプラスチック)バージョンを発売。

そして驚くべきことに「ブラック」「イエロー」「レッド」の3色が揃い、これまでに発売された「シルバー」「ゴールド」では調整ができなかった”バンド”につき、通常の腕時計と同じくバックルによる調整ができるというおまけつきです。

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Image:G-SHOCK

「1/10サイズの実際に動くG-SHOCK」、あのリングウオッチ第二弾が登場。今度はゴージャスなゴールド仕上げに。これぞまさしくカシオの本気である
「1/10サイズの実際に動くG-SHOCK」、あのリングウオッチ第二弾が登場。今度はゴージャスなゴールド仕上げに。これぞまさしくカシオの本気である

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G-SHOCK Nano DWN-5600シリーズはこんな腕時計(指時計)

そこでこのGショック ナノことDWN-5600シリーズ(14,300円)を見てみると、この画像だけで「指輪サイズ」と判断できる人はいないかも。

まさに腕時計の「縮小コピー」であり、ケースデザインやディスプレイはもちろん、プッシュボタンの面取り、ストラップやバックル(尾錠)に至るまで「完コピ」と言ってよいかと思います。

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Image:G-SHOCK

ぼくは常々「カシオは狂気の集団である」とは考えていましたが、まさかここまでやるとは、という感じですね。

さらにはケースバックまでもが(ちょっと違うけど)腕時計バージョンを再現し・・・

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Image:G-SHOCK

デュアルタイム、ストップウォッチ、オートカレンダーといった機能、そして20気圧防水を確保しており、「G-SHOCKの形だけを真似た」のではなく、その機能や設計思想(タフネスウォッチ)までをも再現している、ということになりますね。※しかも電池交換も可能

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Image:G-SHOCK

腕時計と「ペア」でつけるとなかなかナイス。

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Image:G-SHOCK

このこだわりは「カシオにしか実現できない」

そしてカシオのこだわりは「付属品」にまで現れており、ケースやボックスも「腕時計版の縮小コピー」。

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Image:G-SHOCK

さらには(腕時計には付属しない)スタンドも。

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Image:G-SHOCK

こういったところを見ると、やはりG-SHOCKはほかの腕時計メーカーとは一線を画しており、ほかブランドが「思いつかない」「お金をかけない」ところにコストを割いていて(それが許されるカシオという会社はスゴい)、これこそが「GショックのGショックたるゆえん」、そしてほかのいかなる腕時計ブランドも追いつくことができないセグメントリーダーとしての地位を確保している理由なのかもしれません(そしてぼくがGショックを愛する理由でもある)。※このG-SHOCK Nanoは、たとえばセイコーだと「社内でその企画を口に出すことすら憚られる」ような製品であると思う

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Image:G-SHOCK

簡単にいうと、いまや腕時計は「かつての」時を知る道具としての腕時計ではなくなっていて、そんな中で「時を知るための」機能や精巧さに注力することはあまり意味がある行為ではなく、であれば「新しい時代の腕時計としての捉えられ方」をしっかり理解し、消費者が何を腕時計に求めるのか、そしてこれからの腕時計に求められるものは何なのか、というヴィジョンを見据えて製品づくりをしなくてはならないといこと。

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Image:G-SHOCK

よって、昔のように「丸いケースにラグを付け、精巧なムーブメントを放り込んで、どこにでもあるようなストラップをつけた」腕時計はそもそも現代では(いかにそれが機能的に優れていたとしても)求められておらず、多くの消費者は別の要件を腕時計に求めているのだと思われ、そういった消費者の顕在化した、あるいは潜在的な欲求を満たす製品づくりを行うことが肝要であるとも考えています。

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Image:G-SHOCK

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参照:G-SHOCK(CASIO)

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