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ランボルギーニ、「テメラリオ・スーパートロフェオ」を予告。ワンメイク専用マシンがまもなくミサノでデビュー

ランボルギーニ、「テメラリオ・スーパートロフェオ」を予告。ワンメイク専用マシンがまもなくミサノでデビュー

Image:Lamborghini

| ランボルギーニはモータースポーツ参戦車両も「自社開発」へ |

今後、各モータースポーツの主役は「テメラリオ」へと移行

ランボルギーニは今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて「テメラリオ GT3(下の画像)」を初公開していますが、今度はそのワンメイクレース仕様「テメラリオ・スーパートロフェオ(Temerario Super Trofeo)」を発表する準備を進めています。

すでに最初のティーザー画像が公開されており、正式デビューは来週末、イタリアのミサノ・サーキットで行われる予定であることも明らかに。

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Image:Lamborghini

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■ ランボルギーニ・スーパートロフェオとは?

「スーパートロフェオ(Super Trofeo)」は、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセが主催するワンメイクレースシリーズ。

このワンメイクシリーズにおいて、ディアブロ、そしてガヤルドに続き、これまで使用されてきたマシンは「ウラカン・スーパートロフェオEVO2」で、しかし今後はこの新型テメラリオ・スーパートロフェオが後継モデルとして登場するというわけですね。

このシリーズはヨーロッパ、アジア、北米の3大陸で開催され、各レースウィークエンドでは50分間のレースが2本行われます。

■ GT3とは異なる特性

このテメラリオ・スーパートロフェオはGT3マシンと比較すると空力効率が抑えられ、車重が重く、スピードも若干遅めに設定されているとのことで、これは「よりドライバビリティ重視」という設計思想に基づくものだとされ、参戦コストを抑えながらも高いパフォーマンスを維持するという目的があるのだそう(速度よりも技術を競う。これは他社と競うわけではないというワンメイクレースならではの特性かもしれない)。

新型テメラリオ・スーパートロフェオには市販車版と共通の4.0リッターV8ツインターボエンジンが搭載される見込みで、GT3仕様との間に明確な差別化が図られるといい、ランボルギーニの中でのモータースポーツ車両の明確な「序列」ができつつあることを意味しますが、これもまた今までのスーパートロフェオ車両のように「外部に開発を委託(ガヤルド)」「ダラーラとの共同開発(ウラカン)」ではなく、自社で開発するようになったことで可能となった事例なのかもしれません。


■ まもなく公開される“次世代スーパートロフェオ”

ティーザー画像では、テメラリオGT3と共通するアグレッシブなフォルムが確認でき、独自の空力パーツや大型ウイングも採用されているようですが、ランボルギーニのレース部門はこの新型マシンの発表を皮切りに、次世代レースプログラムの拡大を示唆しており、GT3、スーパートロフェオ双方のシリーズで「テメラリオ世代」へと移行していくことに。

正式発表は2025年11月9日(予定)であるとアナウンスされており、ミサノ・ワールド・サーキットでのアンベールイベントが待ち遠しいところですね。

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