
Image:Hyundai
| ヒョンデのデザインレベルが非常に高いところにあるのは否定できない |
ヒョンデ クレーター コンセプト、オートモビリティ LA 2025で世界初公開
2025年11月、ヒョンデはロサンゼルスで開催される「AutoMobility LA 2025」にて新型コンセプトSUV「CRATER(クレーター)コンセプト」を正式に発表。
このクレーターは過酷な自然環境に着想を得た冒険指向のコンパクトオフローダーで、米国カリフォルニア州アーバインにあるヒョンデ・アメリカ・テクニカル・センター(Hyundai America Technical Center=HATCI) にてデザインされています。
同社のアイオニック 5 XRT、サンタクルーズ XRT、パリセード XRT PROの系譜を受け継ぐ「XRTデザインの進化系」として位置づけられ、さらに大胆でタフなスタイリングと高い走破性を提案した一台です。
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デザインテーマは「Art of Steel」— 鋼材の力強さを表現
外装デザインの特徴
まずクレーター・コンセプトはその外装テーマにつき「Art of Steel」という概念を採用。
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金属のような質感、緊張感のあるライン、そして柔らかな面構成が融合し、彫刻的で力強い造形を生み出しています。
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- 鋭く彫り込まれたボディサイド
- 前後の大型スキッドプレート
- ロボティックで幅広いフェンダーデザイン
- 間接光を利用した3Dパラメトリックピクセルライト
- ルーフプラットフォーム(照明・荷物固定を想定)
- フードからルーフへ伸びるリムライザー(枝除けワイヤー)
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ヘキサゴンデザインを採用する18インチホイール
ホイールにおいては「六角形の隕石が金属面に衝突し、クレーター状の形状が生まれる」イメージをデザインへと反映。
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- 33インチオフロードタイヤ
- 高いトラクションとクリアランス
- アドベンチャー感あふれる意匠
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遊び心ある“隠しギミック”
- リカバリーフックが 栓抜き としても機能
- サイドミラーのカメラは 取り外して懐中電灯 として使用可能
- 隠しキャラクター 「CRATER MAN」 が随所に配置され“イースターエッグ”として楽しめる
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未来的なインテリア:柔らかさとタフさの融合
新世代インターフェース
クレーター・コンセプトのインテリアは「Curve of Upholstery(曲線の装飾)」をテーマに、硬質な技術的造形をソフトマテリアルで包む構造を持っています。
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- フル幅ダイナミックHUD(後方カメラの映像も表示)
- BYOD方式の柔軟なUI(スマホ連携を前提)
- 金属板を折り曲げたようなクラッシュパッド+アンビエントライト
- ロールケージデザインの構造表現
- 3Dパディングを備えた包み込むようなシート
- 四点式シートベルト
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細部の装備
- 消火器、救急キット
- 取り外し式Bluetoothセンタースピーカー
- ダッシュボード端の“隠し光”
- シリンダー形状の物理コントローラー(インジケーター連動)
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オフロード機能:本格派を意識した設定
クレーター・コンセプトは、単なるデザイン提案ではなく 機能的なオフロード・プロトタイプ としての要素も盛り込んでいます。
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- ロッキングデフ(前後)
- トラクション・ブレーキ統合コントロール
- ダウンヒルブレーキコントロール
- トレーラーブレーキコントロール
- コンパス、標高計
- テレインモード:Snow / Sand / Mud / Auto / XRT
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カラー&素材:南カリフォルニアの自然を映す表現
外装 — Dune Gold Matte
クレーター・コンセプトのボディカラーには淡いセージグリーンと金の中間のようなグリーンゴールドが採用され、これは砂漠の植生、沿岸の枯れ草、そして南カリフォルニアのアウトドア文化を連想させる色合いです。
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内装 — Black Ember
- 革とアルカンターラによる“耐候性仕上げ”
- 金属調アクセント
- トポグラフィ(等高線)パターンのエッチング
- 差し色のオレンジが“焚き火・夕焼け”をイメージ
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まとめ:次世代XRTの方向性を象徴する“冒険SUV”
クレーター・コンセプトはヒョンデが北米市場で求める“冒険・タフさ・スタイル”を再解釈した一台。
機能性・遊び心・未来感を高いレベルで融合させ、量産XRTモデルの進化を示唆する存在だと言えそうですね。
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