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アウディがF1参戦に向け「初エンジン始動(ファイアアップ)」に成功したと発表。「Audi Revolut F1 Team(アウディ・レボリュートF1チーム)」が産声をあげる

アウディがF1参戦に向け「初エンジン始動(ファイアアップ)」に成功したと発表。「Audi Revolut F1 Team(アウディ・レボリュートF1チーム)」が産声をあげる

Image:Audi

| アウディが覚醒。初のエンジン始動に成功。フェラーリやメルセデスを震わせる「Vorsprung durch Technik」の咆哮 |

この記事の要約:3つのポイント

  • 設計から現実へ: ノイブルク(独)、ヒンヴィール(瑞)、ビスター(英)の3拠点による共同作業が結実。シャシーとPUの統合を完璧に証明
  • マッティア・ビノットの執念: プロジェクトリーダーのビノット氏は「長い旅の確固たる基盤ができた」と自信を表明
  • 1月20日に全貌公開: ベルリンでのグローバルローンチで、フルリバリー(車体カラー)とチームの全貌が明らかに

3拠点が織りなす「1.6リッター+強大モーター」の融合

モータースポーツの頂点、F1。

2026年の新レギュレーション導入に合わせて参戦するアウディが「大きな一歩を踏み出した」と発表し、スイスのヒンヴィールにて独自開発のパワーユニット(PU)を2026年型シャシーに搭載した状態での「初ファイアアップ」に成功したとアナウンスを行っています。

ドイツのエンジニアリングとスイスのレーシング・ノウハウ、そしてイギリスの最新技術。

3カ国の拠点が連携して作り上げた「走る精密機械」がついに産声を上げたということになり、今後行われるテストに向けての期待がかかります。

Audi-F1

Image:Audi

スペックと体制:2026年シーズンに向けた布陣

2026年のF1は電力比率が50%まで引き上げられる新しいPU規定が導入され、アウディはこの挑戦に対して以下の体制にて挑むことに。

  • ドイツ・ノイブルク: パワーユニットの開発拠点。約400kW(544hp)の1.6L V6ターボと、同等の出力を生む電気モーターを開発
  • スイス・ヒンヴィール: 旧ザウバーのファクトリー。シャシー設計とレース運営を担当
  • イギリス・ビスター: 2025年に新設されたテクニカルセンター。F1の聖地「モータースポーツ・バレー」の知見を吸収

今回のファイアアップ成功は、これら物理的に離れた拠点が「一つのチーム」として機能していることを世界に示したというわけですね。

Audi-R26-Concept-8

Image:Audi


アウディ 2026年参戦概要

項目内容
正式チーム名Audi Revolut F1 Team
シャシー名称Audi R26
パワーユニット自社開発 1.6L V6 ハイブリッド(100%持続可能燃料)
ドライバーニコ・ヒュルケンベルグ(独) / ガブリエル・ボルトレト(伯)
チーム代表ジョナサン・ウィートリー(元レッドブル)

今後の主要スケジュール

  • 2026年1月20日: チームローンチ(ベルリン)にてリバリー公開
  • 2026年1月26日〜30日: 合同テスト(バルセロナ)で初の本格走行
  • 2026年3月6日〜8日: 開幕戦オーストラリアGPでデビュー

市場の影響:フォルクスワーゲングループの「本気」

ポルシェのF1参戦が叶わなかった(または難航する)中、アウディは「ワークス参戦」という最も困難で栄誉ある道を選んでおり・・・。

  • ブランドの刷新: CEOゲルノート・デルナー氏は「F1参戦はアウディブランド刷新の鍵」と明言
  • 技術のショーケース: 電気モーター比率の向上は市販EV技術へのフィードバックを狙うアウディにとって最高の実験場

結論:ベルリンで「真の姿」が明かされる

今回のファイアアップ成功により、アウディの2026年参戦は「夢」から「具体的なレース参戦までのカウントダウン」へと変わっています。

1月20日のベルリン・ローンチイベントでは、タイトルパートナーであるFintech大手「Revolut(レボリュート)」のロゴを纏う”洗練された”マシンが姿を現す予定だとされ、かつてル・マン24時間レースを席巻した「4つの銀輪」がF1の表彰台中央に立つ日は、ぼくらがが思っているよりも早くやって来るのかもしれません。

参考までに、アウディは冠スポンサーにフィンテック企業を選んでおり、これは従来のスポンサー像から脱却しデジタルネイティブな層を訴求ターゲットにした「次世代のF1チーム」を目指したため。

そしてレボリュート(Revolut)との提携はクリーンで知的、かつ革新的なブランドイメージを構築するための戦略的な一手というわけですね。※ただ、アウディにかかわらず、近年のF1スポンサーは「金融系」「テック系」に集中しがちである

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参照:Audi

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