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【衝撃】20歳の免許保有率が過去最低を更新。若者が「いま欲しい車」ナンバーワンは9年連続、通算11回でなぜか「アクア」 

【衝撃】20歳の免許保有率が過去最低を更新。若者が「いま欲しい車」ナンバーワンは9年連続、通算11回でなぜか「アクア」 

Image:TOYOTA

| これだけアクアが支持されることには納得ができない | 

この記事のポイント

• 免許保有率は51.3%で3年連続の下降、都市部ではさらに低い傾向

• 欲しい車1位は「アクア」、続いて「レクサス」「アルファード」と実用性と憧れが混在

• カーライフにかけられるお金は月平均16,753円で、2年連続の減少

• 購入しない最大の理由は「クルマ以外にお金を使いたい」「交通事故が怖い」

20歳の車離れは加速中?最新の実態とは

「今の若者は本当にクルマに興味がない?」そんな疑問を持つ人も多いかもしれません。

そして実際のところ、ソニー損保が実施した「2026年 20歳のカーライフ意識調査」によると、20歳の免許保有率は51.3%と3年連続で下降しており、若者の「車離れ」が数字として顕著に現れています(一方、オートサロンの入場者は過去最高となるなど、クルマに対しての興味は社会全般で盛り上がっている)。

しかし、詳しく見ていくと「クルマが嫌い」なのではなく、「経済的な余裕のなさ」や「運転への不安」という現実的な壁に直面している姿が浮かび上がっており、ここでは「1,000人の20歳」の声から見えてくる彼ら・彼女らのリアルな車に対する価値観と人気の車種を見てみたいと思います。

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免許保有率の低下と「所有」へのシビアな視線

調査結果によると、免許保有率は地方(52.8%)に比べ都市部では46.8%と低くなっており、公共交通機関が発達している都市部では「車がなくても生活に支障がない」と考える層が一定数存在するためだと思われます。

また、車を所有することへの意識も非常に現実的になっており・・・。

車の価値: 51.5%が「単なる移動手段としての道具」と回答

所有しない理由: 「車以外にお金を使いたい」「交通事故が怖い」が同率1位(25.0%)

経済的余裕: 46.9%が「車を所有する経済的な余裕がない」と感じている

このように若者にとって車は「憧れの対象」というよりも、コストとリスクを天秤にかける「検討対象」へと変化しているわけですね。

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人気車種ランキングとカーライフの予算

20歳が「今、本当に欲しい」と思っている車、そして彼らのリアルな財布事情について見てみると・・・。

20歳が欲しい車ランキング TOP5

免許保有者・取得予定者のうち、車の所有に肯定的な人が選んだランキングは以下の通り。

順位車種(メーカー)
1位アクア(トヨタ)
2位レクサス(RX/NXなど)
3位アルファード(トヨタ)
4位ヤリス(トヨタ)
4位BMW(1シリーズ/3シリーズなど)
6位ノート(日産)
7位セレナ(日産)
8位フォルクスワーゲン
9位プリウス(トヨタ)
9位アリア(日産)
11位ポルシェ
11位N-BOX(ホンダ)
13位テスラ
14位クラウン(トヨタ)
15位ノア(トヨタ)
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Image:TOYOTA

参考までに、アクアは通算だと11回の「堂々たるトップ」、そして9回連続での首位獲得です。

そしてもう一つ参考までに、アクアは2025年通年における日本国内の登録台数ランキングでは「12位」であり、つまりは「(最近では)そこまで人気ではないモデル」。

にもかかわらずアクアがずっと1位というのはちょっと違和感があり、しかしここに作為的な力が働いたとしても「誰かが得するわけでもない」と捉えていて、それだけにいっそう「アクアの連続1位」に理解が出来ないというところ。※たしかにアクアが販売ランキング上位にあった時期もあり、その時期だとまだ納得はできた

若者のカーライフ予算

20歳が考える「車にまつわるお金」の平均値は以下の通りで・・・。

カーライフに必要だと思う手取り月収: 平均 31.8 万円(昨年比 3.6 万円増)

1ヶ月にかけられる金額: 平均 16,753 円(2年連続減少)

マイカー購入予算(未保有者): 平均 227.8 万円

実際のマイカー購入額(保有者): 平均 172.3 万円

手取り月収の理想が上がる一方、実際に車にかけられる月々の予算は減っているという、物価高騰の影響を感じさせる結果となっています。

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20歳の運転自信度とエンタメ事情

今回の調査では車の「所有」だけでなく「運転」や「車内での過ごし方」についても興味深いデータが出ていますが、一方で、「エコドライブ」については62.6%が自信があると回答しており(根拠は不明)、環境意識の高さが伺えますね。

運転への苦手意識: 多くの20歳が特定の操作に不安を感じている

縦列駐車: 65.9%が「自信がない」

狭い道路でのすれ違い: 64.5%が「自信がない」

車庫入れ: 61.0%が「自信がない」

なお、ドライブ中にかけたいアーティストの1位は「Mrs. GREEN APPLE」で、2位以下を大きく引き離す圧倒的な人気となっています。

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結論

2026年の20歳にとって、車は「憧れの象徴」から「賢く付き合うためのツール」へと完全にシフトしたことがわかるのが今回のアンケート結果であり、免許保有率の低下や予算の減少は単なる興味不足ではなく、物価高や安全への不安という現実的な背景に基づいています。

しかし、1位のアクアのような燃費性能に優れた車や、レクサスそしてアルファードのような確固たるブランド力を持つ車への支持は依然として高く、自分たちの価値観に合うものには投資したいという意欲も見え隠れし、メーカーやサービス側がこうした「堅実さとこだわり」を併せ持つ若者のニーズにどう応えていくかが今後の自動車市場の鍵となりそうですね。

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そして興味深いのは、最近の若者は「車離れ」と言われつつも40.0%が「メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい」と回答していることで、これは車への関心がゼロになったわけではなく、自分のライフスタイルや経済力にフィットする選択肢を求めているサインと言えるのかも。

また、ドライブレコーダーを「必需品」と考える人が64.7%に上るなど、安全に対する意識は上の世代よりもシビアである点も注目に値します。

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参照:ソニー損保日本自動車販売協会連合会

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