
| 新型メルセデス・ベンツSクラスはV8エンジン維持、2,700点もの新パーツを採用 |
ここが異次元。新型Sクラス(2027年モデル)の5大進化
- 2,700点の部品を刷新: 車両の50%以上を再設計。CEOが「モデル史上最も包括的なオーバーホール」と断言
- 「世界一クリーンなV8」の誕生: 排ガス規制に対応した完全新設計V8を投入。フラットプレーンクランク採用で530馬力へ
- MB.OSを初搭載: メルセデス自社開発の独自OSを搭載。AIが道路の凸凹をクラウドへ共有し、後続車の乗り心地を自動最適化
- 威厳を増したフロントマスク: グリルが20%巨大化。ボンネットの「スリーポインテッド・スター」がLEDで輝く演出
- 1月29日、世界初公開: メルセデス140周年の記念日にベールを脱ぐ
140年目の革命。「これは単なるフェイスリフトではない」
2026年1月29日。メルセデス・ベンツは「カール・ベンツが自動車の特許を取得してから140年」という記念すべき日に新型Sクラス(2027年モデル)を披露すると発表。
同社のオラ・ケレニウスCEOは、カモフラージュが施された試作車の前で「2,700個もの新コンポーネントを投入した」と明かしていますが、これは一般的な年次改良やフェイスリフトの域を遥かに超えており、事実上の「ハーフ・フルモデルチェンジ」と言える規模なのだそう。
Image:Mercedes-Benz
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伝統と革新の融合。新型Sクラスの注目スペック
1. 「V8エンジン」は死なず。驚きの新設計
電動化が進む中、メルセデス・ベンツはあえて「クリーンなV8」を新開発しており、これはなんと驚きの「フラットプレーンクランク」を採用するという”劇的な方向性の変化”を盛り込んだパワーユニットです。
- フラットプレーンクランク採用: 従来のドロドロとした音から、よりレスポンスの良い、洗練された吹け上がりへ
- スペック向上: S580モデルでは530馬力 / 750Nmを発揮し、先代を34馬力上回る
- V12も継続: マイバッハ向けにV12エンジンも当面維持。顧客の「選択の自由」を最優先する姿勢を鮮明に
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2. 世界初、クルマが「道路を学習する」クラウドサスペンション
新OS「MB.OS」と連携したAIRMATICサスペンションは、単に衝撃を吸収するだけではなく・・・。
- 自分の車が大きな段差を検知すると、そのGPSデータをクラウドへアップロード
- 同じ道を走る他のメルセデス・ベンツ車へデータが共有され、後続車はその段差に到達する前にサスペンションを予見的に調整する
Image:Mercedes-Benz
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3. 操作性の回帰?「物理スイッチ」へのこだわり
近年のメルセデスはタッチパネル化を推し進めてきたものの、新型Sクラスでは「直感性」を重視して物理スイッチを多数採用している、とのこと。
- 音量調整には「ローラー」、クルーズコントロールには「ロッカースイッチ」など、ハンドル周りに確かなクリック感のある操作系を取り入れている
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ユーロNCAPの新基準によって「大型ディスプレイ」は影を潜める?「重要な機能のボタンやスイッチについて、個別の物理制御を備えねば安全性が低いと判断されます」
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2027年型 メルセデス・ベンツ Sクラス 暫定スペック表
| 項目 | 詳細内容 |
| ワールドプレミア | 2026年1月29日 |
| 新部品点数 | 約2,700点(全体の50%以上) |
| S580(V8モデル) | 4.0L V8 ツインターボ(530hp / 750Nm) |
| S500(直6モデル) | 3.0L 直6 ターボ(443lb-ft / オーバーブースト機能付) |
| S580e(PHEV) | 576hp(システム合計、先代比+73hp) |
| 注目機能 | MB.OS、クラウド連携AIRMATIC、LEDイルミネーション・グリル |
Image:Mercedes-Benz
市場の反応とライバル比較:BMW 7シリーズへの回答
ライバルのBMW 7シリーズが大胆なデザインと完全電動化(i7)で攻勢を強める中、メルセデス・ベンツは「内燃機関の極致」と「インテリジェンス(MB.OS)」で対抗します。
さらには「保守的なデザイン」「メルセデス・ベンツらしい誠実さ」を押し出した内外装を維持するものと思われ、「高級車に伝統と重厚さを求める」層へとアピールすることになるのかも。※いわば「メルセデス・ベンツの良心」が感じられる内容
- 対BMW: 奇抜なデザインに走らず、グリルの拡大(+20%)で威厳を保ちつつ、中身(ソフトウェアとサスペンション)で圧倒的な「王者の余裕」を見せつける
- 対テスラ: ソフトウェア(MB.OS)を内製化したことで、シリコンバレー流の「常に進化する車」という土俵でも正面から戦う準備が整う
【新しい気づき】「V8を守る」という覚悟
今回の「チラ見せ」に際しては、オラ・ケレニウスCEOが「私はペトロールヘッド(クルマ好き)だ」と公言し、フォーミュラ1やAMGでの経験を引き合いに出したことは、既存のファンにとって大きな救いとなっています。
単に規制に従うだけでなく、「規制をクリアできるほどクリーンで高性能なV8を作る」というエンジニアリングの意地は、このSクラスを単なる高級車から、後世に残る名車へと昇華させる予感をもぼくらに与えてくれるもので、新型Sクラスの発表には大きな期待がかかりますね。
1月29日、ラグジュアリーの定義が再定義される
新型Sクラスはメルセデス・ベンツが歩んできた140年の集大成であり、これからの「ソフトウェア定義型車両(SDV)」時代の先駆者。
「世界一の車」という称号を不動のものにするためのアップデートが施され、1月29日の正式発表では今回明かされなかったインテリアのインターフェース、そして「最新ハイパースクリーン」や「自動運転の更なる進化」が語られるものと思われます。
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