
| 伝説の再臨が生む“1050馬力”の衝撃 |
試乗レポートが解禁となったフェラーリの最新フラッグシップモデル「849 テスタロッサ」。
伝説の名を冠しながらも、1,000馬力オーバーという異次元のハイブリッド・パフォーマンスを誇るこの一台は、もはや単なる「移動手段」ではなく「走る芸術品」です。
そして今回、フェラーリが849テスタロッサのコンセプトに触れるコンテンツを公開しており、その内容を見てみましょう。
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復活の「テスタロッサ」試乗レポート解禁:1050馬力の衝撃とV8エンジンの意外な“弱点”とは?【動画】
| 規制のためか「マイルドになった」エンジンサウンドに指摘が集中 | 記事要約(結論から読む) • 伝説の復活: 名車「テスタロッサ」の名を冠した「849」は、4.0L V8ツインターボ+ハイブリッド ...
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記事のポイント(要約)
- 伝説の復活: 80年代のアイコン「テスタロッサ」の名を継承した、SF90ストラダーレの後継モデル。
- 1050馬力の怪力: 4.0L V8ツインターボと3基のモーターが生み出す、フェラーリ市販車最強のPHEVシステム。
- バルセロナで映える芸術: 1970年代のレーシングカー(512S)にインスパイアされた「ウェッジシェイプ」が現代の街並みで異彩を放つ。
- 0-100km/h 2.3秒: 進化した電子制御「FIVE」により、異次元の加速を誰でも手なずけられる。
スペインの光に輝く「赤い頭(テスタロッサ)」の正体
今回フェラーリはアンダルシアやバルセロナなどスペインの陽気な太陽の下、シャープで幾何学的なラインが際立つその姿を改めて公開。
2025年9月に発表し、2026年から本格デリバリーが開始される「849 テスタロッサ」が、バルセロナの美しい街並みでその姿を現すこととなっています。
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フェラーリ 849テスタロッサを見てきた(内装編)。シングルシーターコンセプトが採用され、その構造はより「立体的」に【動画】
| エクステリアほどではないものの、インテリアにも「大きな変革」が訪れる | 特にドアカード、センターコンソール、ダッシュボードのデザインは「大幅変更」 さて、今回はフェラーリ849テスタロッサ「イン ...
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このモデルは、単なるSF90のアップデートにとどまらず、フェラーリが「849」という名称(8気筒、1気筒あたり約490cc)と、かつての「赤いカムカバー」を意味するテスタロッサの称号を再び結びつけた、歴史的な転換点となる一台です。
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フェラーリ 849テスタロッサを見てきた。なんといっても注目すべきはこのリヤセクション、よく市販車でこれを採用できたな【動画】
| 過去の要素を取り入れながらも「未来」へと進むスーパーカー、それがフェラーリ849テスタロッサである | 市販車でこのデザインそして構造を採用するという「思い切り」は他に例を見ない さて、フェラーリ ...
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1970年代プロトタイプ レーシングカーと未来が交差するデザイン
デザイン責任者フラビオ・マンゾーニ氏が率いるチームが目指したのは、SF90の有機的な曲線からの脱却であったといい・・・。
- フロントビュー: 12チリンドリやF80にも通じる「マスク・オブ・ゾロ」スタイルのブラックバンドがヘッドライトを繋ぎ、80年代のポップアップライトをオマージュ
- サイドプロファイル: 象徴的な「サイドスリット」こそないものの、垂直に切り立ったサイドインテークが空気を切り裂き、インタークーラーへと導く「機能美」を体現
- リアビュー: 1970年のレーシングカー「512 S」を彷彿とさせる、左右に分かれた「ツイン・テール」が特徴的。中央のアクティブウィングが瞬時にダウンフォースを制御する
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フェラーリの現デザイナーは着任から15年。強い個性と信念を持ち、フェラーリのデザインを変革し続けることでフェラーリのデザインはどう変わり、どこへ向かうのかを考える
| これまでに発表したコンセプトカー、ワンオフモデルから「市販車へとフィードバック」されるという一つの流れが構築されている | フラビオ・マンゾーニ氏は「完成された思想を持ち、外部からの影響を受けにく ...
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フェラーリ 849テスタロッサを見てきた。これまでのフェラーリにも通じるデザインを取り入れつつも新時代へと向かう「未来のフェラーリ」【動画】
| 実車のフェラーリ849テスタロッサには「公式画像ではわからなかった」繊細なディティールが盛り込まれる | 最近のクルマ「あるある」ではあるが、画像よりも実車のほうがはるかにカッコいい さて、フェラ ...
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主要スペック:SF90を超えた、ハイブリッドV8の極致
849テスタロッサはフェラーリ史上最も強力なV8ハイブリッド・アーキテクチャーを備えており、その(価格含めて)驚愕のスペックは以下の通り。
| 項目 | 849 テスタロッサ (Coupe) | 備考 |
| パワートレイン | 4.0L V8 ツインターボ + 3モーター (PHEV) | エンジン単体で830 CVを発生。 |
| 最高出力 | 1,050 CV (1,036 hp) | SF90から50 CVの大幅アップ。 |
| 0-100km/h加速 | 2.3 秒未満 | 異次元のトラクションを実現。 |
| 0-200km/h加速 | 6.35 秒 | LaFerrariをも凌駕する瞬発力。 |
| 最高速度 | 330 km/h 以上 | |
| EV航続距離 | 25 km (eDriveモード) | 早朝のガレージも静かに脱出可能。 |
| 日本国内販売価格 | 6465万円〜 | スパイダーは7027万円。 |
FIVE:デジタルが実現する「アナログな快感」
新型849の真骨頂は、最新の電子制御システム「FIVE (Ferrari Integrated Vehicle Estimator)」にあり、これは車両の「デジタルツイン」をリアルタイムで生成し、6次元センサーでドライバーの次の動きを予測するもの。
ハイブリッド特有の違和感を完全に排除し、まるで1050馬力が自分の手足と直結しているかのような、極めてアナログで有機的なドライビング体験を提供するといい、これはすでに公開されている849テスタロッサの試乗レポートにて多くのレビュワーが言及しています。
一昔前だと「1,000馬力オーバー」のクルマが公道を走り、さらにはサーキットにてフルパワーを発揮することなど想像もできず、かつそれを「プロフェッショナルではない一般のドライバーが」手懐けることなど考えも及びませんでしたが、フェラーリは「いとも簡単に」それをやってのけたわけですね。
そして「1,000馬力をここまで緊張せずに楽しめる」ことについても多くのレポーターが驚きを感じているようで、あまりの乗りやすさが「乗る前の意気込みや恐怖に反比例するため」、むしろ拍子抜けしてしまう例すらあるようです。
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フェラーリがあのテスタロッサを現代に蘇らせる。V8ハイブリッド、1050馬力の「849テスタロッサ」登場
Image:Ferrari | フェラーリによる「テスタロッサ」の商標出願は確かに以前から話題にはなっていたが | 「V12エンジン非搭載」モデルにテスタロッサの名を与えたことは意外である フェラーリ ...
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結論:これは「性能の芸術」である
フェラーリはその性能のフレンドリーさではなくスタイリングにも言及していて、849 テスタロッサがサーキットや街なかの景色にこれほどまで馴染むのは、このクルマ自体が緻密に計算された「アートだから」とコメント。
「1,050馬力」という数字はぼくらに恐怖を抱かせるもので、そして凶暴さを連想させますが、実際の乗り味はそれに反して「フレンドリー」で、かつ「異質」と表現されるスタイリングについても現実世界においては「風景に溶け込み、よく馴染む」。
フェラーリが掲げた「Overcoming Every Limit(すべての限界を超えて)」というスローガンは実車をドライブし、そして実際の景色の中にある849テスタロッサを見たときにこそ理解し納得できるのかもしれません。
過去の名車への敬意を払いながら、圧倒的なテクノロジーで未来を切り拓く。
それこそがこの849テスタロッサという存在なのかもしれませんね。
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参照:Ferrari

















