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フェラーリが70周年記念限定モデルを一斉公開。350種の限定フェラーリが各一台で製造に

2016/11/25

| フェラーリが350台の「ワンオフモデル」を発売 |

フェラーリが70周年を記念し、現行モデル5車種(488GTB、カリフォルニアT、488スパイダー、F12、GTC4ルッソ)に対してそれぞれ70台の異なる仕様、つまり5×70=350台の限定モデルを発売すると今年の春にアナウンスしていますが、今回新たにそのイメージ画像をフェラーリが公開(すでにいくつかは公開されている)。

要は「350種類の限定フェラーリ」が世に出ることになり、これはフェラーリのカスタムを請け負う「テーラーメード」が制作を担当する、とのこと。
(すべてのデザインはフェラーリのウエブサイトにて)

限定モデルのカラーリングは「過去のヘリテージを反映

これらは「1947-1956年」など年代別に、それぞれの時代に活躍したフェラーリをモチーフにしたカスタム車両が作成されるようですが、とにかくこれはとんでもない数。


今回「70種類ののモチーフ」があり、それぞれのカラーリングで488GTB、カリフォルニアT、488スパイダー、F12、GTC4ルッソが一台づつ作られる、ということになります。

すでに公開された「ザ・シューマッハ」「ザ・スターリング」「ザ・スティーブ・マックィーン」「ザ・グリーンジュエル」「ザ・テーラーメード」の5種類もこれに含まれるシリーズですね。

これら350台の限定フェラーリには購入希望者が殺到することになりますが、それらを選別するのもけっこう大変な仕事かもしれません(1台につき一人しか購入できないので)。

中にはこんな変わり種もありますが、それぞれに個性があって面白いですね。

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フェラーリ70周年記念限定モデル、最後の一台が納車に。250GTO"Tdf"モチーフのGTC4Lusso

| フェラーリ70周年記念モデル、最後の一台がついに納車 |

フェラーリのオフィシャルマガジン、TOFM(The Official Ferrari Magazine」にて、フェラーリ70周年記念限定モデル「最後の一台」が納車された、という記事が掲載に。
この70周年記念限定モデルは、フェラーリが70周年を迎えた当時のラインアップである「フェラーリ488GTB、カリフォルニアT、488スパイダー、F12ベルリネッタ、GTC4ルッソ」の5モデルに対して過去のヘリテージを反映させた70種類のカスタムを施し、70×5モデル=合計350台になる、という計算です。

つまり70台限定とはいっても「どれひとつとして」同じ仕様はないということで、ある意味では市場最大規模の限定シリーズだとも言えそう。
なお、アマルガムからはこれら350台をコンプリートしたミニカーのセットも発売されており、こちらの価格は2800万円くらいであったと記憶しています(全てのモデルはフェラーリの専用サイトにて確認できる)。

モデルは”250GTベルリネッタ・コンペティツォーネ”

今回のGTC4Lussoは1956年の250GTベルリネッタ・コンペティツォーネ(Berlinetta Competizone)のカラーリングを反映したもので、もちろんこれはフェラーリのカスタマイゼーション部門「テーラーメイド」によってハンドメイドで仕上げられたもの。※フェラーリによる250GTOの解説はこちら
単にカラーを反映させるだけではなく、そのモデル(今回だとGTC4ルッソ)にいかにマッチした仕様に仕上げるかも考えられており、とくにインテリアでは「当時にはなかった要素」も現代風に解釈して用いられることに。

なお、インテリアにはいずれの限定モデルも「1 of 1」のプレートが与えられるようですね。

フェラーリによれば、このモデルは「ツール・ド・フランス」で優勝したことから「Tdf」と呼ばれるようになったとのことで(このレースに勝てばTdfを名乗る資格が発生する)、明るいブルーのボディカラーはスペインのレーシングドライバー、アルフォンソ・デ・ポルタゴ伯爵が乗っていた1956年のツール・ド・フランス優勝者(下の画像)をフィーチャーしたもの。

250GTはフェラーリの中でも「最も価値がある」モデルの一つして数えられ、先日も「自動車市場最高額での」落札が記録されましたね。

他にはこういった限定カラーも

他のデザインイメージはこんな感じ(一例)。
それぞれ「70種類」のテーマに対して、88GTB、カリフォルニアT、488スパイダー、F12ベルリネッタ、GTC4ルッソの限定モデルが存在することになります。

いずれも「一台しかない」モデルで、「シューマッハ」や「スティーブ・マックイーン」といったテーマもあり、フェラーリ枠「真のコレクターズアイテム」。
もし入手できたなら「絶対に手放してはならない」価値ある限定シリーズだと言えそうですね。

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