
| 5年ぶりの訪問だったが、いいところはそのままに、そしてさらにその雰囲気がバージョンアップ |
近代の希少車を販売するショールーム、「G SQUARE」も新しくオープン
さて、ぼくがフェラーリ296GTBを注文したオートカヴァリーノさんの属する「G LIONグループ」によって運営される「G LION MUSEUM」へ(G LIONグループはほかにもMINIやBMW、ポルシェほか多数の自動車ディーラー、そのほかライフスタイル事業を展開している)。
このG LION ミュージアムは大阪・天保山の築港赤レンガ倉庫を改装したもので、「昔の英国港湾地区」風な雰囲気を持っていることがひとつの特徴ですが、周囲が倉庫で囲まれて(周囲から隔絶されて)いることもあり「そこだけ異世界な」雰囲気を持っています(フェラーリ296GTBが納車されたら、ここで写真を撮らせてもらえるようお願いしたいと思う)。
近くにはイケア、そして撮影スポット「ナナガン」もあるので、それらを訪れた際に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

G LION ミュージアムにはこんな展示物がある
そしてG LIONミュージアム内に入ると「馬車」の時代にまでさかのぼった様々な展示物が。

100年以上も前のクルマがこうやって存在していることには驚きです。

サイドカー含むバイクも展示。

ミュージアム内の雰囲気も「いかにも」と行った感じで気分を盛り上げてくれます。
時代がどんどん新しくなってゆき・・・。

キャデラック等のアメ車も。

現代のロールスロイスよりも大きいんじゃないかと思えるほどのクラシックロールス。
他の同年代のクルマとは次元が異なるサイズを持っており(隣に置かれたBMWの倍くらいあるんじゃないかという印象)、当時のロールスロイスは現代以上にインパクトがあったんだろうな、と思わせるクルマです。

こちらは(328オマージュのインスパイア元となった)BMW 328ロードスター。

なにかと(現代のBMWで)話題となるバーチカルキドニーグリルの元祖!

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ちょっと新しい世代のロールスロイス。

アルファロメオに・・・。

(フェラーリ)ディーノ!

アルピーヌA110も!

G LION ミュージアムは国産クラシックカーも充実
そしてこちらは国産車展示スペース。
ホンダ、日産、マツダ、トヨタのクラシックカーが展示されています。

こちらは日産プリンス・スカイライン。

マツダ・コスモスポーツも。

バージョン違い(一台はレアなAT)のトヨタ2000GT!
このあたりの館内の(小物類や、置かれている家具を含めた)雰囲気は非常に良く、こういったガレージを持てたらなあ、と思わせられたり。

ちなみにG LIONミュージアムではウエディング事業も手掛けていて、ここで結婚式を挙げるとこのロールスロイスにて送迎を行ってくれるというサービスもあるようですね(この時代のロールスロイスが普通に走るというのが驚きだ・・・)。

こういった、ちょっとした演出用小物もいい雰囲気です。

そして外には超長いリムジン!

旧き良き時代の車たちが無造作に置かれているのもいい感じ。

なお、G LIONさんではこのミュージアムに加えて”クルマのセレクトショップ”「G SQUARE」を新しく開設しており、こちらではネオクラシックカーから最新のクルマまでを販売しており、空冷世代のポルシェ911から最新世代の911、そしてフェラーリ、アストンマーティン、ロールスロイス、フェラーリ、アウディ、メルセデスAMG等が展示販売されています。※初めて見るクルマも何台かあった
こちらについてもゆとりある空間で落ち着いてクルマを見たり商談できるので、一度訪れてみることをオススメします(要予約)。
その後、赤レンガステーキハウスへ
そしてその後は併設されている赤レンガステーキハウスへ。
ハワイの老舗レストラン、Hy’s ステーキハウスの姉妹店であり、カシ、ナラ、アベマキ、クヌギといった4種類の薪を使用して焼かれたステーキが目玉です。
ちなみに今回はオートカヴァリーノさんが会合をセッティングしてくれ、テーブル上にはフェラーリの75周年を記念してミニカーで「75」の文字といったうれしい演出も。

建物自体はもちろんですが、調度備品もクラシカルかつ重厚さに溢れており、ステーキを焼く様子を見ることができるなど、ほかにはない雰囲気にて食事を楽しむことが可能です。
当日は満席であったようで、かなりな人気を誇るもよう(ここを訪問するのは2回めだが、たしかに以前も満席だった)。

こちらのチーズトーストは絶品で、思わず「もっとちょうだい」と言いそうになったり(食べ過ぎ注意。このあとのものが入らなくなる)。

お肉のカルパッチョやシーフード。

クラムチャウダーのパイ包み。

メインのステーキ。

デザート。

パティシエ特性のフェラーリのシールドエンブレム飴細工、そしてフィナンシェも!

スタッフの方々も非常に親切で、おかげさまで楽しいひと時を過ごすことができ、この場を用意してくれたオートカヴァリーノさん、対応してくださった方々、当日お顔を合わせてくださった方々心よりにはお礼申し上げたいと思います。
G LION ミュージアム、赤レンガステーキハウスでの様子を収めた動画はこちら
G LION MUSEUM
大阪市港区海岸通 2-6-39(大阪・赤レンガ倉庫内)
TEL:06-6573-3006