| おそらく今後はこういった有機的なデザインそして構造を持つクルマが増えてくるに違いない |
サーキット走行専用モデルの需要が増えてくる可能性も
さて、カーデザイナー、マイトレヤ・ダーナック氏によるレンダリング「ロータス・エヴァノーラ」が公開。
そしてこのエヴァノーラ(Evanora)はこれまでのロータスの伝統に則って「E」ではじまるネーミングを採用しているものの、そのスタイルはこれまでのどのロータスとも異なるもので、しかし(その名称が示すとおり)随所にロータスへのオマージュが散りばめられたものとなっています。
なお、このロータス・エヴァノーラで重視されたのは「空力性能」そして「軽量化」だといい、そして新生代のロータスらしくピュアエレクトリック、さらにボディ形状は「スピードスター」。
メカニカルコンポーネントが露出
このエヴァノーラの大きな特徴は「ボディパネルがスカスカ」で各コンポーネントが露出していること。
パワートレインやレイアウトについては明かされていないものの、おそらくは前後にエレクトリックモーターが内蔵され、そしてサスペンションはインボード構造を持つように見えます。
サスペンションはF1マシンのようなダブルウィッシュボーンっぽい感じですね。
テールランプはエヴァイヤのような形状を持っています。
フロントには細いLEDライトが組み込まれており、ドアミラーのかわりにはカメラが組み込まれているもよう。
全体的な印象としては「とても人が考えたものとは思えない」というもので、人間用というよりは宇宙人用という感じ。
ちなみにこういった有機的なデザインを持つクルマとしては現実的に「ジンガー21C(Czinger 21C)」が存在し、ただしこちらは「サスアームやフレームなどの内部構造がAIによって設計され、3Dプリンターによって製造され、しかしその外装は比較的「普通」。
つまりこのジンガー21Cは今回のロータス・エヴァノーラとは逆の構造を持つということになりますが、今後はこういったクルマがレンダリングの世界だけではなく現実にどんどん溢れてくるのかもしれません(AIによって自動車が設計される時代がそこまで来ている)。
-
【動画】ハイパーカーはここまで進化した!AIによる設計、3Dプリンタにて製造される1250馬力のジンガー21Cがスゴかった
| 一瞬、キワモノかと思ったが | さて、今年3月に発表されたハイパーカー、「ジンガー21C」。このジンガー(Czinger)はポルシェのレストアそしてカスタムで有名なジンガー(Singer)ビークル ...
続きを見る
合わせて読みたい、ロータスのコンセプトカー関連投稿
-
エヴァイヤに続くロータスの新型ハイパーカーはこうなる?デザイナーが美しきコンセプトカーを公開
| ここからしばらく、ロータスは「新型車ラッシュ」となりそうだ | さて、ロータスは「タイプ131」なる新型スポーツカーを発表すること、そしてその後にも新型スポーツカーが待機しているとアナウンスしてい ...
続きを見る
-
ロータス・エヴァイヤにオープンが登場したらこうなる?これまで同一モデルで複数ボディ形状を作らなかったロータスだが、今後はどうだ
| 開閉式トップはなくとも、「タルガトップ」ならあり得るかも | ロータスはそのブランド、そしてイギリス初のエレクトリックハイパーカー「エヴァイヤ」を発表しましたが、早速その「オープンモデル」のレンダ ...
続きを見る
-
ロータスは「エヴォーラの上」、フラッグシップ投入と明言。もし「エスプリ」ならこんな風に?
| 新体制で復活するか?ロータス・エスプリ | もしロータス・エスプリが復活したら?というレンダリング。 これはCGアーティスト、Pol Santos氏が作成した「デザインスタディ」。 ロータスは最近 ...
続きを見る