| クーペSUVの次はこれしかない |
おなじみX-TOMI DESIGNがフォード・マスタング「ラプター」なるレンダリングを公開。
これはフォード・マスタングとF-150ラプターとを掛け合わせたものとなりますが、まんま「ワイルドなオフロード風味マスタング」となっています。
リフトアップに大きな樹脂製クラディング、アンダーガードに頑丈そうなバンパー、そしてオールテレーンタイヤが装着されており、迫力満点のルックスですね。
どこのメーカーが先陣を切る?
なお、こういった「スポーツカーのリフトアップ版」は特定層に人気があり、そしていくつかのメーカーもこれに興味を示しています。
その最たる例はアウディですが、過去には「ナヌーク・コンセプト」としてアウディR8をベースにしたリフトアップスーパーカーを公開。
ポルシェだと古くは「911ラリー」、そして993開発を主導し、のちにアストンマーティンCEOへと転身したウルリッヒ・ベッツ氏がデザインした「ポルシェ911 パナメリカーナ」といったクルマも。
さらにはフォルクスワーゲン・コンセプトT、アウディでは「TTオフロード・コンセプト」といったクルマを発表しており、さらには「ウラカン・サファリ」のウワサ(さすがにこれはないと思う)など、フォルクスワーゲングループは「クーペ×オフローダー」に対しては積極的な姿勢を見せていますね。
現在はSUVが高い人気を誇るものの、それだけに各メーカーがあらゆる価格帯でSUVを投入していて、そのため「過密市場」となっているのも事実。
よってメーカーとしては「SUV以外の売れ筋」を探す必要があり、よって一部メーカーは「クーペSUV」に活路を見出そうとしているのが現状ですが、こちらも飽和状態となりそうで、となると「さらにその先」が必要に。
そこで「可能性が高い」のが「オフローダー×スポーツカー」だともぼくは考えているのですが、「どこかが先陣を切ってこれを発売してほしい」と考えているのですね。
なお、現在のSUVブームの理由が「高い車高(見晴らしがいい)」なのか、「ワイルドな雰囲気がいい」なのか、それとも「人と荷物がいっぱい乗る」なのかは不明ですが、オフロード×スポーツだと「人とモノ」以外は条件をクリアすることになり、やはりどこかにチャレンジしてほしいところ。
そのほかにはこんなレンダリングも
なお、オフローダー×スポーツカーはレンダリング界では人気が高く、過去にはこういった作品も。
まずはアルファロメオ4Cがパリ〜ダカールラリーに出場したら、というもの。
こちらはスバルBRZのリフトアップ版。
ポルシェ918スパイダーのオフローダー版。
こちらはマクラーレンP1をオフローダーに。
VIA:X-TOMI DESIGN