| マクラーレンが公開したティーザー画像からわかることは多くない |
マクラーレンはこれまでにも多くのスーパーカーレンジにて「オープントップ」をラインアップ
さて、発売したばかりの750Sが非常に高い評価を得ているマクラーレンですが、今回「2月26日に新型車を発表する」として公式SNSへとティーザー画像を投下しています。
現在マクラーレンのラインアップは「750S「」「750Sスパイダー」「アルトゥーラ」「GTS」の4種類ですが、しかしここにブランニューモデルを追加するだけの(時間的・経済的)余裕がないことはすでにマクラーレンによって語られており、よって今回発表されるのはこれらの「バリエーション」だと考えて良さそうです。
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やはりもっとも有力なのは「アルトゥーラ・スパイダー」か
マクラーレンは「720S」のハードコアモデルとして「765LT」を発売していて、よって750Sのスペシャルモデルが登場することが考えられるものの(すでに発売が規定路線上にあるとも伝えられている)、750S自体がまだ新しいクルマでもあるために「いま、この状態で」750Sのハードコアモデルが登場する可能性は非常に低いと考えていいのかも。
そしてGTSのバリエーションについては、この「GT」シリーズがもともと実用性と快適性を意識して開発されているために「ハードコアモデル」の設定はありえず、もしかすると「オープン」の可能性はあるものの、(トップの開閉機構を装備することで)GTシリーズの売りでもある車体後部の積載性を犠牲にするとは考えられず、よって今回のニューモデルはGTの新バリエーションではなさそうです。
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そうなると「ありうる」選択肢はアルトゥーラ一本ということになりますが、実際のところマクラーレン自身が(アルトゥーラ発表の際に)「次に何が起こるかはもうお察しでしょう」と語ってオープンモデルの追加を示唆しており、よって今回発表される新型車は「アルトゥーラ・スパイダー」だと捉えていいのかもしれません。
実際のところ、マクラーレンは(アルトゥーラの先代でもある)570系にスパイダーを設定しているためにこの可能性がもっとも「濃く」、そしてあと数日後には事実が明らかになりそうですね。
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