| 過去にも同様のウワサが出ており、可能性として「ルノー4の復活」は低くはないだろう |
さて、ルノーは先日公式に「5(サンク)を復活させる」と発表したところですが、今回は4(キャトル)復活のウワサ。※画像はデザイナーであるデイビッド・オベンドルファー氏の作品
実際のところルノーは「過去の資産を現代に活かす」計画を公表しているので、5が蘇るのであれば、4がEVとなって復刻されてもおかしくはないのかもしれません。
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ルノーが「5(サンク)」をEVとして復活させると発表しプロトタイプを公開!過去の資産をリバイバルし革命を起こす「Renaulution」計画も公表
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ルノー4はこんなクルマ
ルノー4は1961年に登場したクルマで、ポジションとしては「大衆車」。
低コスト(簡素な構造)と広い室内を持つことで人気を博し、その後は世界中で製造がなされるようになり、なんと1992年まで生産が継続されています。
そのために認知度も高く、日産のパイクカー「パオ」のモチーフとなったほど。
今でも多くのファンクラブが存在し、その復活を待ち望む声が少なくない車種のひとつです。
新型ルノー4は2025年登場?
なお、今回この”ルノー4復活”報道を行ったのは英国Autocarですが、これによれば、ルノー重役が「5プロトタイプ」の公開時に”少なくとももう一台、レトロなEVを発売する”と述べたといい、そしてそのもう一台のレトロなEVは「4」になるだろうとのこと。
そして新型「ルノー4」は新型ルノー5同様にエレクトリックカー専用のCMF-Bプラットフォームを使用すると見られ、その多くを共有することにもなりそうです。
現時点ではその詳細は不明
なお、今のところ報じられているのは「4が復活」というウワサのみで、その詳細は(EVになるということ以外)全く不明。
プラットフォームをルノー5と共有するのは間違いなさそうですが、スケートボード型シャシーの「上モノ」だけをチョチョイと変えてもお互いが食い合うだけなので、おそらくはそれぞれ異なる性格を与えて競合しないよう、そして他社のシェアを獲得できるよう慎重に配慮がなされるものと思われます。
よって、考えられる手法として、まず新型4については「5よりも広い室内/荷室空間を持つ」ということ。
これは登場時のコンセプトとも合致するため、まず間違いなく採用されることになりそうですね。
そして現在の自動車市場を見渡したとき「SUV」の3文字も必ず頭に浮かぶはずで、新型4をクロスオーバー風に仕立て上げる可能性も無きにしもあらず、と考えています(そのほうが、より5との差別化を図ることができる)
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参照:Designboom, Autocar